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ブックマーク / kikuchidesu.hatenablog.com (2)

  • 酒器を持ち、寝台特急サンライズに乗り込んで、香川でうどんをたらふく食べる - 今夜はいやほい

    夜行というのはなんだか不穏な響きがある。これは、寝て起きたら、全く知らないところに突然放り出されるということに起因するのではないかと思う。 赤い車体がなおのこと怪しい印象を強める寝台列車、サンライズ瀬戸に乗り込んだ。東京から高松へと向かう便である。ライトに照らされた細い通路が奥へ奥へとと続いている。入り口すぐのところが、どうやら僕の部屋であるらしかった。 乗車前日、ビールについていろんな作家が何事かを書いているを読んでいた。パラパラページをめくっていると、恩田陸の文章に目をひかれた。何やらその文章を読んでいると、旅先の列車の中で飲むビールに勝る幸福はない、その際、ただの紙コップで飲み始めるなどというのは、旅情を解さない者のやることで、ちょっと気の利いた酒器のひとつでも持ち込んでいるのであれば、その幸福は一段も二段も高まるものなのであると、自信ありげに書かれていたのだ。 旅行も好きで、酒も

    酒器を持ち、寝台特急サンライズに乗り込んで、香川でうどんをたらふく食べる - 今夜はいやほい
  • なんとなく山の上ホテルに泊まって、洋風雑炊を食べる休日 - 今夜はいやほい

    無為なホテル宿泊こそ至高の行為である。私はそう思うのであります。 旅行でもないのに、なんとなくホテルに泊まってみるというのはとても贅沢な気分になるものである。ふわふわ絨毯の廊下、ピカピカの浴槽、パキパキのシーツ…… 窓を開けて部屋の空気を入れ替える時のような、さっぱりとした気分を獲得できるのである 師曰く、贅沢は味方! 旅行にでかけて、というのは最善なのだけれど、やっぱりお金もかかるし、出かけること自体がそれなりに体力を要する行為でもある。しかし、都内のホテルに泊まればそんな懸念は何もないのだ。 phaさんも意味のないホテル宿泊が好きなようだ。 pha.hateblo.jp 今回泊まったのが、山の上ホテル。 御茶ノ水駅の近く、大通りを折れて少し坂を上っていったところにある。都内にあるのに、どことなくひっそりとした雰囲気が漂っていて、時間が止まってしまっているかのようだ。ホテルはひっそりして

    なんとなく山の上ホテルに泊まって、洋風雑炊を食べる休日 - 今夜はいやほい
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