大阪の御堂筋、ビジネス街・本町(ほんまち)のすぐそばに坐摩神社は鎮座しています。 「いかすりじんじゃ」、資料によっては「いがすりじんじゃ」、通称「ざまじんじゃ」といいます。 もともと、現在の鎮座地から北東約1キロの天満橋駅の近く(古代の渡辺津、窪津)に鎮座していましたが、豊臣秀吉公・大坂城築城に伴い、現在地に遷座しました。 元の鎮座地は、坐摩神社行宮(あんぐう)となっています。(御旅所。豊磐間戸神・奇磐間戸神神社とも云う。後半に紹介) 窪津(くぼつ)は、古代上町半島の熊野街道の第一王子でもありました。 www.zero-position.com 坐摩神社(大阪市中央区久太郎町四丁目渡辺) 御祭神:生井神(いくゐ(うぃ)のかみ)、福井神(ふくゐのかみ)、綱長井神(つながるのかみ)、波比岐神(はひきのかみ)、阿須波神(あすはのかみ)。五柱を総称して坐摩神 「流水、井泉の神であり、竈神としても篤