連日無観客で陸上競技が行われる国立競技場の仮設フェンスの外を歩く男性=東京都新宿区で2021年8月2日午後0時半、吉田航太撮影 2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致を目指す札幌市が29日、19年段階で総額3100億~3700億円としていた開催経費を最大900億円削減し、2800億~3000億円とする開催概要計画の修正案を公表した。今年の東京五輪で当初計画よりも経費が膨らんで批判が相次いだことを受け、負担を懸念する市民感情に配慮した。既存の施設を可能な限り活用し、建て替え費用も減らすという。 再び五輪の聖火をともす動きが始まった。 「今度はフルスタジアム(満席)の『完全な形』で、国民の皆さんの笑顔あふれる大会を目指したい」。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は9月6日、東京都内で記者会見し、2030年冬季五輪の札幌招致に向けて強い意欲を示した。 「五輪の価値」
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