骨粗鬆症という病気は誰もがご存知かと思うが、これは歳をとってから注意するものだと勘違いしている人も多いのではないだろうか。 体内の骨は少量だが、常に破壊され、再生し、ということを繰り返している。個人差はあるものの、約30歳で人の骨量はピークに達する。この年齢を過ぎると骨を再生するスピードよりも骨が破壊されるスピードの方が速くなり、歳をとるごとに骨が段々弱くなっていくのである。 遺伝や食事や10代の頃にどれだけ骨を強く形成したかによって”骨の貯金”がある人もいる。 骨粗鬆症は一般的に女性は65歳以降、男性は70歳以降に最も多いと言われるが、それまでにこの骨貯金をしておくと丈夫な骨でいつまでも健康に過ごせるだろう。健康な骨を維持するための10か条をご紹介しよう。 1. 家族の健康歴をチェックすること 血のつながった家族の骨の健康をチェックすることは大事である。親や兄弟に骨粗鬆症がいたら要チェッ