Microsoftは米国時間7月30日、「Windows」におけるショートカットファイルの処理方法に関連する脆弱性の修正パッチを8月2日に発行する予定だと述べた。この脆弱性は、特に悪質で感染性の高いウイルスを広めるために利用されていることが確認されていた。 このWindows脆弱性は当初、USBドライブを介した「Stuxnet」ワームの感染に利用された。Microsoftの2週間前のアドバイザリによると、Windowsの全バージョンに影響するこの脆弱性は、「.lnk」という拡張子を持つショートカットファイルを処理するコードに存在するという。同アドバイザリでは、回避策に関する情報が提供された。 現在では、この.lnk脆弱性(または「ショートカット脆弱性」)を、「Sality.AT」というウイルスの感染に利用する、当初の攻撃を真似た攻撃が出回っている。Sality.ATは、Stuxnetワーム
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