「情報通信研究機構」ユニバーサルコミュニケーション研究所が10日に一般公開する開発した先進技術。初公開のスマートフォンから音声入力でアーカイブを検索するシステム「一休」(上)。特殊なメガネを必要としない裸眼立体映像技術(左下)。立体映像、音響、感触、香りなどを感じる多感覚インタラクション技術(右下)=4日午後、京都府精華町(彦野公太朗撮影) スマートフォン(高機能携帯電話)に音声で質問すると、インターネットの情報をベースに独自解析した解答や仮説を瞬時に表示するソフト「一休(いっきゅう)」を、独立行政法人・情報通信研究機構(NICT)が開発したことが5日、分かった。1つの質問に対して数百に及ぶ回答を表示するなど“一休さん”さながらに豊富な知恵を授けてくれる世界初の技術で、数年後の実用化を目指す。10日から京都府精華町のけいはんなプラザで開催される「けいはんな情報通信研究フェア2011」で発表
KDDIと京セラは27日、耳を画面に当てると、音声が内耳に直接伝わるスマートフォン(高機能携帯電話)の試作機を開発したと発表した。2012年度中に商品化する。 新たに開発した「音声振動素子(仮称)」を使い、振動を内耳や鼓膜に音として伝えることに成功した。難聴者や騒音の大きな場所でも影響を受けにくくクリアに聞くことができる。 骨を介して伝達する骨伝導とは異なり、耳に当てるだけで使用できるのが特徴。素子は0.6ミリ以下の薄型で、通常の「音穴」が不要なため、防水・防塵性能が向上するほか、パネル部分のコスト削減効果も期待できるとしている。 イヤホンやヘッドホンを装着して音楽やワンセグ放送を視聴していても、着信した電話を受信で通話できる。騒音の激しい場所でも耳栓をしたまま通話することも可能で、工事現場や工場内などで連絡に使用するニーズも見込める。 試作機は10月4~8日に千葉市美浜区の幕張メッセで開
歯のもとになる細胞から歯と歯周組織をセットでつくり、移植して再生させることに東京理科大の辻孝教授らの研究チームがマウスで成功した。入れ歯やインプラント(人工歯根)の代替医療につながる可能性がある成果という。13日付の米科学誌「プロスワン」に発表した。 研究チームは胎児マウスの歯茎から上皮細胞と間葉(かんよう)細胞を取り出して培養し、“歯の種”となる再生歯胚を作製。大人のマウスの腎臓皮膜下に移植し、約60日かけてエナメル質の歯や歯槽骨などからなる「再生歯ユニット」に成長させた。 このユニットを、歯を欠損させた別のマウスに移植すると、すぐに機能し、かみ合わせができた。歯槽骨は40日であご側と結合。歯には神経と血管が通い、刺激が脳に伝わることも確認した。実験には遺伝的特徴がほぼ同じで、拒絶反応が起きないマウスを使った。
ロッテリアは、ビーフパティ(肉)とチーズを積み重ねた「タワーチーズバーガー」を24日から発売する。5段重ねが700円、10段重ねがドリンク付きで1400円と期間限定のお試し価格で提供する。また、パティとチーズを1セット140円で追加でき、好きなだけ積み重ねられる。
【ニューデリー=田北真樹子】不治の病を治したり、何もないところから灰や指輪などを出す「超能力」の持ち主として日本でも知られるインドの霊能者で宗教指導者のサティヤ・サイババ氏が24日、入院先の同国南部アンドラプラデシュ州プッタパルティの病院で死去した。84歳だった。サイババ氏は呼吸器などの不調から3月下旬に入院して容体が悪化、ここ数日間は危篤状態が続いていた。 サイババ氏は1926年、プッタパルティの村で生まれた。14歳の時、特別な能力を自覚。インドを代表する聖者シルディ・サイババの生まれ変わりとして、以来サティア・サイババと名乗るようになったとされる。 サイババ氏は国内外の著名人の尊敬や信仰を集め、信者の数は「世界中で1千万人」(地元ジャーナリスト)といわれる。インドの歴代大統領をはじめ、世界の著名人も信者として名を連ねる。サイババ氏をめぐっては、一時、超能力の真偽や私生活をめぐる噂が相次
「昨今、道路を走っている自動車のミラーはほとんどがドアミラーです。十数年ぶりに新車を買おうといくつか販売店を回り、欲しいと思っている車種のドアミラーをフェンダーミラーに交換できるか尋ねましたが、どの販売店でも営業マンの答えは『できない』でした。昭和50年代のある時期まで国産車といえばフェンダーミラー車でした。なぜフェンダーミラーは姿を消してしまったのでしょうか?」=前橋市の無職、持木徳夫さん(61)「外圧」で規制緩和 ドライバーが運転中、後方や側方を確認するために不可欠なミラー。もともと自動車には、側方や後方を確認するための鏡などの装備品は付いていなかった。1950年代に英国で販売戦略のため一部車両にバイク用のミラーが取り付けられたのが、車体外ミラーの起源とされる。 かつて日本では、ボンネットの前方両端に装着されるフェンダーミラーしか認めていなかったが、前席ドアの両端に取り付けられたドアミ
駐車場に止めてあった高級外車「ベンツ」の車体に持っていた鍵で「ベンツ」と削り書きしたとして、千葉県警船橋署は3日、器物損壊の現行犯で、同県船橋市海神、開業医、八木佳彦容疑者(58)を逮捕した。同署によると、八木容疑者は「自分もベンツが欲しかったが、買う金がなかった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は同日午後1時15分ごろ、同市海神の市中央保健センター駐車場で、止めてあった面識のない歯科医師の女性(57)=東京都江戸川区=が所有するベンツに、自宅の鍵を使って一文字約20センチの大きさで「ベンツ」と削り書きし、傷つけたとしている。 同署によると、八木容疑者が犯行に及んでいるところを、駐車場を利用していた男性(46)が発見し取り押さえた。 女性は船橋歯科医師会の役員で、同センター内に入居している同会に行くため駐車場を利用していた。
スマートフォン(高機能携帯電話)の購入予定者のうち約8割が米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載のモデルを買おうと考えていることが、文化放送などのアンケートで分かった。 米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の約2割を大きく上回り、高い人気を示した。 アンケートは、文化放送と携帯電話ソフト開発「クワトロメディア」(東京都港区)が運営する携帯サイト「モバイル文化放送」が有料会員に対し、1月27日~31日にかけて実施。459人の有効回答があった。 アンケートでは、すでにスマートフォンを保有している人は9%で、スマートフォンに「変更する」とした回答者が33%に上った。さらに、変更するとした回答者のうち、アンドロイドを予定しているのが77%で、アイフォーンは23%にとどまった。 アンドロイド機種のキャリアでは、ドコモを予定している人が42%と一番多く、auが32%で続いた。
大手下着メーカーのワコールは17日、インターネット通販限定で販売してきたバストの膨らみを抑えるブラジャー「(大きな胸を)小さく見せるブラ」を、18日から順次、百貨店やスーパーなど全国約600店の店頭で販売すると発表した。 胸を大きく見せる商品は多いが、同社は「胸が大きいと太ってみえる」という一部女性の悩みをキャッチし、従来とは逆の発想でヒットさせた。 小さく見せるブラは昨年4月からネット販売を始め、今年1月末までに1万3千枚を売るヒット商品となっている。店頭販売に当たっては、胸を目立たせないための伸びにくく薄い布をさらに改良。胸のボリュームを上下に分散させるようにした。 サイズはD~Gカップで、価格はD~Fカップが5250円、Gカップが5565円(いずれも税込み)。7月までに6万5千枚の販売を目指す。
昨年1年間で全国の警察が把握した暴走族の構成員数は9064人で、統計を取り始めた昭和50年以降で初めて1万人を下回ったことが10日、警察庁のまとめで分かった。グループに属さないケースが増え、実態の把握が難しくなっているという。 警察庁によると、構成員の数は昭和57年の4万2510人をピークに減少傾向にあった。構成員の半数以上は上下関係や「おきて」を嫌ってグループに加入せず、数台でのゲリラ的な暴走行為が目立った。暴走族のグループ数も昨年から76減り、507だった。 一方で、平成14年から減少していた暴走行為への参加人数は1714人増加して3万6961人だった。警察庁は「摘発しても仲間の情報を持っていないケースが多く、実態がつかみにくい」と説明している。
年明けから過熱する著作権論争。ネット経由のテレビ視聴をめぐる裁判の判決が相次ぎ、注目を集めた。 ひとつは、ネット経由でテレビ番組をリアルタイムに転送、試聴可能にするサービス「まねきTV」。運営する「永野商店」(東京)に対し、NHKと在京民放5社が著作権法違反だとして、事業差し止めなどを求めた訴訟で最高裁は1月18日、著作権侵害に当たるという初の判断を示した。 また、同様の裁判で20日、録画されたテレビ番組を視聴可能とするサービスを手がける「日本デジタル家電」(浜松市)に対しても、著作権侵害とする最高裁判決があった。 ツイッターではこれらの判決をめぐり、「まねきTV」弁護団の小倉秀夫弁護士を中心に、ネットにおける新たなサービスがどこまで可能なのか、論議が巻き起こった。 著作権者とユーザーの利害が対立しがちなネットビジネスだが、著作権法のあり方を含め、両者が納得ゆく枠組みの模索が早急に、求めら
インターネット人口が4億5千万人を超える中国で「微博」と呼ばれる簡易型ミニブログが急速な広がりをみせている。会員制交流サイト「ツイッター」閲覧が遮断されている中国だが、ポータル(玄関)サイト大手の新浪などがツイッターをまねたサービスの微博を2年ほど前から相次ぎ導入したところ、昨年10月の調査段階ですでに1億2500万人を超えるユーザーが登録。ネット百科事典サービス「互動百科」(中国版ウィキペディア)の「2010年10大ホットワード」で「微博」がトップに選ばれた。 微博の微は「マイクロ」の意訳で、博は「ブログ」の音訳の「博客」から取った。まさに簡易型ミニブログだ。 ネット検閲を一段と強める中で、ツイッター的サービスも当局の情報管理下に置くことに成功したかにみえた中国だが、それでも膨大な“つぶやき”だらけの世界に厳格なチェックが簡単には追いつけない実態も透けてみえる。 昨年ノーベル平和賞を受賞
「日本の核武装」について、14日までに2873人(男性2422人、女性451人)から回答がありました。 「日本は核武装すべきか」については「賛成」が85%。「公の場で議論だけでも行うべきか」については96%が「そう思う」と答えました。また、「有事の際にアメリカは日本を守るか」との問いには、78%が「そう思わない」と回答しました。(1)日本は核武装をすべきか85%←YES NO→15%(2)公の場で議論だけでも行うべきか96%←YES NO→4%(3)有事の際にアメリカは日本を守ると思うか22%←YES NO→78%抑止力として 東京都・男性会社員(53)「なぜ議論自体が許されないのか教えてほしい。もしも、ことが起こったらどうするのか。議論を封殺した人間は、引き起こした結末にかなうだけの責任をとってくれるのか」 奈良・男性自営業(40)「核は相互抑止力であり、外交の大きな武器であることは世界
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