過剰なまでのインターネット利用は、しばしばその危険性が危惧されてきた。特に10代の子どもたちにとっては、運動不足や、生身の人間とのコミュニケーション不足に陥ることが懸念される。そのため、ネットは便利な一方で、悪影響も及ぼすという考えがこれまでの主流だった。 しかし、最新の研究によると、そうとも言い切れないらしい。なんと、「ブログに書き込みをすることが、10代の若者にとっては、精神的な治療につながる」というのだ。 イスラエルにあるハイファ大学の研究者らは、10代の男女161人を対象に、ある実験を行った。被験者たちは、社会生活において、なんらかのストレスや悩みを抱えており、大半の人は、友人関係がその原因だと認めている。 研究者らは、まず、彼らを6つのグループにわけた。第1グループには、悩みや不安なことなどを、少なくとも週に一回、ブログに書き込んでもらい、コメントを受け付ける。第2グループは、ブ
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