中国北部・陝西(Shaanxi)省西安(Xian)のレストランで、レプリカの兵馬俑兵士にバラの花をくわえさせたバレンタイン・デーの飾り付け(2009年2月9日撮影)。(c)AFP
中国北西部の陝西(Shaanxi)省西安(Xian)郊外にある始皇帝兵馬俑博物館(Terracotta Warriors Museum)に並ぶ兵馬俑(2007年12月6日撮影)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【12月14日 AFP】ドイツ北部のハンブルク民族学博物館(Hamburg Museum of Ethnology)が偽物の兵馬俑を展示していた問題で、始皇帝兵馬俑博物館(Terracotta Warriors Museum)がある中国北西部、陝西(Shaanxi)省の文化遺産保護当局は14日、同博物館に対し法的措置を取る可能性があると発表した。 陝西省当局は同博物館に対し、展示品として兵馬俑の提供はいっさい行っていないという。 AFPの取材に応じた当局関係者は「極めて悪質な詐欺だ。わが国の権利と名声を著しく傷つける行為で、断固として抗議したい。わが国の権利はもちろ
2007年11月21日、ドイツ北部ハンブルク(Hamburg)の民族学博物館に展示された兵馬俑。(c)AFP/DDP/Roland Magunia 【12月12日 AFP】現在ドイツ北部のハンブルク(Hamburg)で開催中の展覧会に展示されている兵馬俑のうち、8体が偽物である可能性が出てきた。警察当局の調査を受けて、展覧会を行っている民族学博物館が明らかにした。 「展覧会は続行するが、展示物が偽物の可能性があるという文面を入り口に掲示する」と同博物館の広報担当Marina Lifschitz氏は語った。同氏によれば、これまでの来場者は、博物館に入場料の返還を求めることも可能だという。 「死の力(Power in Death)」と題された同展覧会は11月25日から行われており、秦の始皇帝(Qin Shihuang)の陵墓に埋葬されていた数千の兵馬俑の一部が展示されている。これまでの来場者は
中国の首都は現在北京だが、中国の歴史で最も長い間首都だった街は西安である。中国初の統一王朝である秦をはじめ、「中国」というアイデンティティーを確立した漢、西域との貿易で中国の名を世界に知らせた唐など、14の王朝が1100年間、この西安で栄えた。韓国人としては、旧名称の長安の方が馴染みが深いだろう。西安を省都とする陝西省は、夏、殷、周と続く黄河文明の発祥地である。 ◆ソウル歴史博物館で9日まで「陝西省文物特別展」が開かれる。秦の始皇帝陵で出土された石弓手の兵馬俑が展示会場の入り口を守っている。約8000の兵馬俑のうち、彩色状態が最も良好なものの一つで、今回、韓国まで来てその雄姿を披露する。一緒に出土された青銅製の水鳥も優麗なラインや躍動感が見事な傑作だ。唐三彩明器ラクダは、シルクロードの出発点であり、東西交流の拠点都市だった7〜9世紀の長安の文化の豊かさをうかがわせる。この明器のように保存状
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く