ブックマーク / tomii23.hatenablog.com (82)

  • 短所の修正より長所を活かす - 日日平安part2

    「令和」を初めて聞いたとき、私は“いいな”と感じた。「平成」のときはなにかピンとこなくて、“自分は「昭和」の人間だから”という意識が強かった。それは今も変わらない。“好き嫌い”は人それぞれであるが。 昭和の戦後に誕生した(初の名人として)将棋史に名を残す塚田正夫さんは、無口で“えらぶらない人”だったらしい。<勝つことはえらいことだ>。ファンから一筆せがまれるときの一文は拍子抜けするくらいに気取りがなかった。 私は、ひょうひょうとした人物が好きだ。塚田さんは一つの白星をあげるために、いかなる苦労をしてきたことだろうか。その一文はなによりも“自分へのほうびの言葉”であった。 平成に生まれた最年長者は今年で30歳という計算だろうか。元号が変わることより早く、この4月に社会人デビューした若者たちのほとんどは、平成生まれのようだ。 固定電話で見ず知らずの相手と話した経験のないスマホ世代は、電話応対の

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    choro0164 2019/04/03
  • ブログのエッセンスを顧みて - 日日平安part2

    ブログを始めて今年で9年。ずっと暗中模索である。その前は、(インターネット創生期の産物であった)メーリングリスト(ML)の書き込みを18年。オーナーとして16年弱続けてきた。多くの人と出会い、ネット以外にも飲んで遊んだ。 そこでは返信(レス)モードの短文が中心で、長い文章を書くことに苦手意識を持った。その克服のために100編のエッセイを書きたいと考えた。下書きにでもなれば・・・と、ブログを始めた。 まず、わかりやすい文章を書こうと考えた。読む側の目線で、よい文章の条件とは“わかりやすい”こと。自分で何を言いたいのかがわかっていれば、難しい言葉を使わなくてもわかりやすく平易な文章が書けるはずだ。 週一のペースで続けて、エントリ数が100になった。目標は終わったが、その時期にカメラを手に入れた。好きな写真でも残せれば、とブログの方向転換を試みた。 写真を4分割に貼り分けると、上下の5列に写真の

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    choro0164 2019/03/31
  • 長い花見の時代もあったとか - 日日平安part2

    明治33年(1900年)、ソメイヨシノが(学術的に)桜の新種として認められたらしい。 それまでの花見ではどのように桜を鑑賞していたのだろうか。作家・藤井青銅さんによれば、昔の桜の名所は、“群桜(むれざくら)”だったという。 エドヒガン、ヤマザクラ、オオシマザクラなどの種が、いっしょに同じ所に植えられた。そのため、咲く時期や色彩が異なり1ヶ月間に渡ってのんびり楽しむのが元来の花見であった・・とのこと。 ソメイヨシノは見頃が1週間続くかどうかである。年に一度の花見だけにせきたてられる気持ちになり、否が応でも盛り上げられてしまうのだ。 3月27日のこと。東京都足立区千住曙町の荒川に停泊中の屋形船から出火、同船が全焼したという。燃えたのは約80人乗りの屋形船で、花見客ら20数人を乗せて出航する予定であった。 屋形船に乗っていた従業員は「芋の天ぷらを調理中に火を消し忘れ、休憩に入ってしまった」と説明

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    choro0164 2019/03/29
  • 春なのに気になるのは脳の話 - 日日平安part2

    明治時代に来日した米国の女性旅行家エライザ・ルアマー シッドモアさんの著書『日・人力車旅情』は今なお読み継がれているらしい。 <桜のつぼみが顔を出し、膨らみ、徐々に花開く、これは一般大衆の主要な関心事である。だから地元紙は、開花予想など桜の名所からの速報を毎日つたえる>。 花が咲くという当たり前の自然現象が、報道の対象になるなど他ではありえない・・・と。今も、桜の開花情報が大きなニュースになる日の春におどろく外国人はいるだろう。 老若男女や身分の違いを超え、江戸の昔から春らんまんを等しく分かち合う花見。その季節がやってきた。 日は四季にメリハリがある。その“春・夏・秋・冬”は人生に喩えられることも多い。“青春”などの言葉のイメージで、人生のスタートが春に置き換えられることがある。 成人の年代をむかえて自分は「まだまだ若い」と感じるか、「もういい歳になった」と感じるか。私は常に後者の“

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    choro0164 2019/03/25
  • 人の意識と思い込みについて - 日日平安part2

    『刑事コロンボ』の主役として知られる米国の名優ピーター・フォークさんが、亡くなる前にアルツハイマー症候群が進行し、自身がコロンボを演じたことも忘れてしまっていたという。 人間の意識や思い込みについて、考えることがよくある。思い込みについては、年齢に関係なくついてまわるものだ。 サザンオールスターズがデビューした時、私は彼らをコミックバンドだと思い込んでいた。デビューの『勝手にシンドバッド』という曲名からして、当時のヒット曲名を2つパクり、組合せたものだった。ステージではラテンタッチな演奏の中、桑田佳祐さんがジョギングパンツとランニングで駆け回っていた。 『いとしのエリー』というバラードをヒットさせたが、それは冗談かシャレだろうと思った。今も私の頭の中で、サザンはコミックバンドであり続けている。 昨年大晦日、紅白の最後のシーンなど、まさしくその真骨頂を見た気分であった。 地理での高さは標高と

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    choro0164 2019/03/22
  • 伝説の魔球は無意識的な記憶 - 日日平安part2

    ふだん気にしないような味覚、嗅覚、聴覚から、埋もれていた過去が、奇跡のように立ち上がることがある。フランスの小説家マルセル・プルーストは、『失われた時を求めて』にてそれを「無意志的な記憶」と名づけた。 “サザエさん”では、磯野家にトースターがきたのは1955年で、マスオさんはそれを「パン焼き器」と呼んだ。波平さんが60年代には、カラーテレビの値下がりを待とうと思う場面もあった・・・らしい。 リアルタイムではないが、初めて触れる家電に対する記憶はわが身も同様だ。 現役時代は代名詞でもある“高速スライダー”を武器に数々の伝説を残してきた右腕。記録より記憶に残るのは伊藤智仁投手である。それも、無意志的な記憶として・・。 史上最強の変化球として語り継がれている“魔球"の原点は社会人時代にあった。スライダーは持ち球にしていたが、当時はカーブの方が自信があり、決め球にはほど遠いかったらしい。 当時の社

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    choro0164 2019/03/19
  • ことばの表現はわかりやすく - 日日平安part2

    <世の中は三日見ぬ間に桜かな>(大島蓼太)。江戸中期の一句である。3日ほど見ていなかったその間、桜の花が咲いていた・・との情景。そろそろ、この時期である。 転勤、引っ越し、卒業の時期でもある。門出を祝い贈る品物やお金、言葉などに使われる“はなむけ”の“はな”は“花”ではなく、向けるのは“馬の鼻”だという。昔、旅人は乗った馬の鼻先を、これから進んでいく方角に向けて安全に旅ができるように祈ったとのこと。 <世の中は三日見ぬ間の桜かな>。こちらは、すぐ花の散る桜に世の変化の激しさを喩えた警句だ。 谷川俊太郎さんの言葉にある。<成人とは人に成ること>。政府が成人年齢を20歳から18歳に引き下げても、今の世に起きている多くの事件では、いくら歳を重ねようとも人となることはむずかしいようだ。 何事にもわかりやすい表現は大事だ。 <来は大統領や首相が受けるべき平手打ちや蹴りを、彼らに代わって受けさせるた

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    choro0164 2019/03/16
  • 私の部屋がカラオケボックス - 日日平安part2

    若い頃から飲み歩きが好きだった。ただ、ひとりで飲むことはまれである。酒の席で話し相手がいないと間が持たないからだ。 最近は用事で外出した際、昼間に時間があくとお気に入りの場所でワインをひとり楽しむ。行きつけのイタリアンレストランの名は“サイゼリア”。 以前、俳優・津田寛治さんがテレビで言っていた。<サイゼリアのワインをひとりで飲むのが好き。ベロベロになっても会計で1000円超えたことがない>と。まったく同感である。安くておいしいあのワインに合うおつまみも揃っている。 数年前に“家飲み感覚の居酒屋”が現れ話題になった。600円でアルコールドリンク等が持ち込み放題。グラスや氷は無料サービス。なくなると、外の酒屋さんへ買い出しにいける。 腰をすえて飲むと、おつまみの料金以上に酒代が料金の大半を占めることがある。“家飲み感覚の居酒屋”は、おつまみ料金だけで売り上げを賄うらしい。 ちょうどその頃、仕

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    choro0164 2019/03/14
  • 静かなるビートルの音楽活動 - 日日平安part2

    今、ジョージ・ハリスンのベスト・アルバム『レット・イット・ロール ソングス』を聴いている。“ビートルズ”というおごりもなく、新人歌手のようなやさしい歌声。丁寧な楽曲作りである。 こころの中にスーッと入ってきてくれる。そうそう、これがビートルズなんだよ。そのエッセンスをあらためて感じる ビートルズを初めて体感したのは1966年の来日のとき。テレビのブラウン管に映る4人のメンバーの姿を見た。彼らの楽曲よりも、そのビジュアルに接するのが先だった。 当時の人気音楽番組『ザ・ヒットパレード』でスリーファンキーズなどが、和訳で歌っているのをテレビで視聴はしていたが、(ビートルズの名前を漠然と知っていた程度で)当の人が彼らであったのを知った瞬間であった。 ブラウン管経由の彼らを見ると、それぞれの個性が際立つため、名前と顔がすぐに暗記できた。4人のメンバーで真っ先に目についたのはジョージ・ハリスンであっ

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    choro0164 2019/03/13
  • 気になる映画で思わぬ拾い物 - 日日平安part2

    小説映画の作品を一度読んだり視聴すると、わかった気持ちになるが、見落としているところは多い。それも、けっこう大事な部分を・・・だ。 <やがて、自分が写真に撮っていたのは物ではなく光だったことに、彼は気づいた。被写体は単に光を反射する媒体にすぎない。いい光さえあれば、撮るべきものはかならず見つかる>。小説『マディソン郡の橋』でお気に入りのフレーズである。 映画でクリント・イーストウッドさんが演ずるカメラマンの紹介文で、彼が自分の天職と気づくきっかけとなる瞬間でもある。映画も大好きで数回観ている。 映画アバター』を映画館で公開中に観たときは、壮大な画面と物語の展開のすばらしさ。そして、なによりも新時代の3D画面に触れて感動した。 その後、別の3D映画を鑑賞したが、わざわざ3Dにする必要性を感じられない。脳への錯覚を促して目や脳への影響はどうなのか? と心配になってきた。 テレビが地デジ化さ

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    choro0164 2019/03/08
  • ワンチャンの裏に弛まぬ努力 - 日日平安part2

    “若者言葉”は昔からあるが、最近はSNS発の言葉が多く登場しているという。入力が面倒とのことで、“いみふ”、“りょ”、“ワンチャン”・・・等の極端な省略が目立つ。そして、登場のサイクルも早くなっているそうな。 “ワンチャン”を検索してみると、ワンチャンス(ONE CHANCE)の略で、<可能性は高くないけど成功するかもしれない>という期待を込めた気持ちを表現する用語らしい。 日人国際スターの草分けであった早川雪洲さんは、明治の終わりに渡米したが、第2次大戦中にパリで消息不明となった。私生活での混乱などで表舞台から離れていたのだ。 早川さんがハリウッドに復帰するきっかけを作ったのが、『カサブランカ』で大スターとなったハンフリー・ボガートさんであった。 東京を舞台にした映画『東京ジョー』で、少年時代からあこがれていた雪洲さんとの共演を望んだ。戦後まもなくに発見されていなければ、大作『戦場にか

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    choro0164 2019/03/06
  • 便利機能の便利さが増すとき - 日日平安part2

    <あくびをしながら物を噛もうたって、無理なんだよ>。落語「搗屋幸兵衛“つきやこうべえ”」の一節である。2つのことを同時にするのは難しいものだ。昨年、全国大学生協連が大学生の一日の読書時間を調べたところ五割超が「ゼロ」と回答したそうな。 おもしろそうながあるのに自分は読んでいない。なんだか損をしていないか。世間から取り残されているのではないか。読書時間もなかなかとれない。結果、焦る。好きだった私もそんな気分になった。 やがて、パソコン通信からインターネットへとハマり、を読む時間は激減した。今は情報収集も、スマートフォンで用が足りる。学生たちもアルバイトや就活で忙しいはずだ。 働き盛り世代の人や若者たちに、「スマホ認知症」の症状を持った人が増えているという。物忘れなどで、外来を訪れる患者の若年化がどんどん進んでいるらしい。 認知症を専門とするクリニックでは、認知症にならないような世代の受

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    choro0164 2019/02/28
  • 常に一期一会であること・・・ - 日日平安part2

    千利休の茶道の筆頭の心得だという。<あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものである。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう>。そのことが“一期一会”なのであろう。 少し掘り下げてみれば、<これから何度でも会うことはあるだろうが、もしかしたら二度とは会えないかもしれない>という覚悟で人には接しなさい、との気持ちにつながる。 一期一会はぜったい“今”にある。ふだんの中にある“あたりまえ”にこそ、気が付かないモノが多く含まれるからだ。 親と過ごす瞬間、子どもと過ごす瞬間。これも一期一会だと感じる。かつて、子どもや孫でにぎわった家庭も、今はひっそりとしている。この数年はとくに、夫婦だけとか、ひとりでの生活を余儀なくされている方たちも増えている。 それぞれの地方では、駅前の商店街がシャッター街に変貌していたりもする。かつてのにぎやか

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    choro0164 2019/02/22
  • 容量不足も様変わりは極端に - 日日平安part2

    2018年に国内で生まれた赤ちゃんは92万1千人。統計開始(1889年)から最少だった2017年より2万5千人少なく、3年連続で100万人を割り込む見通しだという。百万人を回復することはこの先、恐らくないのでは・・とも懸念される。 2025年になると、人口ピラミッドのピークを形成してきた団塊の世代は皆、75歳以上になる。今から介護施設や高齢者施設の不足が囁かれる。 日の社会では、団塊の世代の成長に合わせて教室を増やし、雇用を創出し、住宅を確保し、都市空間を整備させてきた。その最終段階ともいえる局面が迫りつつある。 「人口重心」という言葉があるらしい。私たち一人一人の体重が同じと仮定した場合、日全体でバランスを保てるようになる場所のことだという。 5年ごとの国勢調査のたびに発表される人口重心。2015年に総務省が算出したところでは、岐阜県関市の武儀(むぎ)東小学校から東南東へ約2.5キロ

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    choro0164 2019/02/13
  • 音源の楽しみ方はそれぞれに - 日日平安part2

    元祖3人娘といえば美空ひばりさん、江利チエミさん、雪村いづみさん。1974年、雪村いづみさんがデビュー20周年記念として出した『スーパー・ジェネレイション』というレコード・アルバムは今も評価が高い。 和製ポップスの父と呼ばれる作曲家・服部良一さんの楽曲を、元・はっぴいえんどの細野晴臣さんらのバンド、キャラメル・ママが演奏し、戦前戦後の名曲をいづみさんが歌った。 すごい組み合わせの実現は、自主流通盤として3000枚限定で作られたが即完売。その後もコロムビアは再発売を重ね、今もCDとして聴くことができる。 さて、一世を風靡したCDもインターネットのダウンロード音源や配信の影響で、1997年~1998年をピークとして生産額が減少した。 反面、アナログレコードを楽しむ人たちが現れた。音質に魅力を感じるファンのほか、ジャケットに見ほれて収集する人もだ。 レコードはCDと異なり、人の聴覚で聴き取れない

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    choro0164 2019/02/11
  • 寅さんの指導方法「おひたし」 - 日日平安part2

    “ヒットの鍵は口コミ”との文言が飛び交う時代である。かつて“時代を映す鏡”と称された雑誌も今や売り上げ減だという。口コミという言葉の語意も時代とともに変化しているようだ。今ならLINEやツイッターなどSNSを使った情報の拡散なのであろう 虚業家、恐、一億総白痴化などと、独特の言語感覚で世相を斬り、多くの造語を遺したのは評論家・大宅壮一さんであった。口コミもその中の一つである。 大宅さんなら、一億総評論家が情報交換や検索に明け暮れる現代を、どのような言葉で喝破するのだろうか。 こちらもSNSで拡散され話題になった言葉らしい。上司への報告、連絡、相談、いわゆる“ほう・れん・そう”に“お・ひ・た・し”で返す「ほうれんそうのおひたし」だ。 部下に怒ったり、説教したりしてはいけない。それを端的に伝える言葉である。 「お」怒らない・「ひ」否定しない・「た」助ける(困り事があれば)・「し」指示する。な

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    choro0164 2019/02/09
  • かつては誰もが若者であった - 日日平安part2

    <故障するわけさ。メード・イン・ジャパンだ>。SF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のシリーズ第3作にあるセリフだ。 親友の科学者ドクが発明した自動車型のタイムマシン「デロリアン」で、カリフォルニアの高校生マーティは冒険を繰り広げる。 1985年から30年前にタイムトラベルしたマーティは、1955年のドクにデロリアンの修理を頼む。小さな電子部品を見てドクが放った言葉は冒頭のセリフであった。 <何を言ってんだドク? 日製が最高なんだぜ>。マーティはすぐに切り返す。 1955年には粗悪品の代名詞だった日製の評価は、1985年までの30年間で劇的に変わった。 <お客様は神様です>とくれば、着物姿でにっこりする三波春夫さんが浮かぶ。そして、好景気に湧く日の姿がオーバーラップしてくる。しかし、有名なこのせりふを言い出したのは三波さんではなかったという。 三波さんいわく<妙なものですねェ、私

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    choro0164 2019/02/07
  • 便利な機能も使い方次第では - 日日平安part2

    習字の練習をするので、家から新聞を持ってくるようにと先生が話したら、新聞を家で購読していない子がいた。最近は、新聞を読んでいない若者が珍しくない。その延長で、結婚して子どもが生まれても、新聞のない生活を続ける人はいるのだろう・・・と。 今から10年以上前の新聞記事にあった。 新聞の使い道は多様で、暮らしの中で便利に用いられてきた。習字の練習もしかり、折り紙で大きな兜(かぶと)を作れるし、室内遊びのバットやボールにもなる。割れやすい物を郵送する時などにも使える。 新聞のない家庭があるというのは、ほんの一例だったのかもしれない。しかし、子どもたちを取り巻く環境の変化は激しいようだ。集団遊びが減り、家の手伝いをする習慣も薄れた。 机の奥などに追いやられた電卓。今はスマートフォンの電卓機能を使う人も多いだろう。私はパソコンで電卓ソフトを愛用していたが、最近は古い電卓を手元に置いて使うことが多い。画

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    choro0164 2019/02/05
  • 顔にかざす便利機能の逆利用 - 日日平安part2

    顔にかざすだけでロックを解除できるスマートフォン。また、データセンターなどの光通信。情報社会を支える最先端技術に欠かせないのが、日開発の“面発光レーザー”らしい。それは40年も前の技術だという。 半導体を使った面発光レーザーは近年に用途が大きく広がっている。スマホ内部のレーザー素子から、3万点以上の赤外線が顔に照射され、顔面の起伏を反射した光などから精密に計測。それで個人を識別する。 このレーザーが最初に使われたのは、オフィスなどで使われる近距離ネットワークの光通信。大容量のデータのやり取りには、動作が速くて消費電力の小さなレーザー光源が必要だった。 今後、スマホに使われている顔認証機能は、様々なセキュリティーに応用されるだろうとみられる。自動車への利用では、運転席に搭載すると運転手の頭の位置や姿勢を計測し、居眠りなどの非常時に自動でブレーキをかけるというシステムに使える。 便利機能が充

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    choro0164 2019/02/04
  • ひょうひょうとしている説得力 - 日日平安part2

    女優・タレントが業なのに、硬いテーマでもコメントはユニーク。TBS系『Nスタ』のホラン千秋さんである。昨年の半ばくらいから、平日の夕方にテレビを見る機会があれば、必ずチャンネルを合わせている。 天気担当の森田正光さんとのやり取りも楽しい。ホランさんは、森田さんに絶妙な突っこみを入れて解説を引き立てる。その飄々(ひょうひょう)としたやりとりが大好きだ。 <作文の秘訣を一言で言えば、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということだけなんですね>。井上ひさしさんの言葉である。 <むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く>。一人ひと り少しずつ違う“その違うところ”を平明に書く。 『フィールド・オブ・ドリームス』、『マディソン郡の橋』などと、(私の)こころを揺さぶられる映画は淡々としている演出作品が多い。 テレビというメディアには“不安定さ”が乗せやすく、映

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    choro0164 2019/02/04