月額550円から有料記事が読める 広告なしで快適に閲覧(一部バナーを除く) 国内・国際ニュースが読み放題 上位プランで紙面宅配や紙面ビューア利用可
法隆寺(奈良県斑鳩町)で平成16年に出土した遺物から、7世紀前半の図柄や色彩などが残る壁画片約350点が新たに確認されたことが23日、同町教委の調査でわかった。これまでに見つかっている壁画片と同タイプで、「初代法隆寺」とされる若草伽藍(がらん)に描かれていた可能性が高く、国内最古の寺院壁画とされる資料がさらに補強された。 これまでに確認された壁画片は、焼けた痕跡から日本書紀に記された「法隆寺焼失」を裏付ける一級の資料として知られる。その後の洗浄作業などで新たに確認された壁画片は数ミリから5センチ大。線状の図柄や朱色などの顔料、白土が残っていた。壁画片は18年の調査でも見つかっており、併せて貴重な資料になるという。 若草伽藍は現・法隆寺金堂の南東に金堂と塔が縦列に並んでいたとされる。壁画については奈良文化財研究所の田辺征夫所長が「現在の金堂が若草伽藍を踏襲したとすると、その金堂にも浄土の壁画
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く