仕事に打ち込んでいても、遊びに全力になっても、どこかあるタイミングで「僕はなにをやっているんだろう?」と思う瞬間があって、それは悪夢を見たあとの後味の悪さとはまたちょっと違う、居心地の悪さを感じる。 楽しいことは一杯あって、自分が恵まれていると感じられることもたくさん、たくさん数えきれないくらいあって、現状を変える力もおそらくあるのに、目の前にはまだ膨大すぎる時間が、生き抜くための準備が、困難を乗り越えるための覚悟が必要で、そんな重圧に潰されそうになりながら生きてる。 (年齢的にも精神的にも成熟した)大人たちはそういった人生の段階を確実に乗り越えていて、一見涼しげな顔をしててもたくさん苦労してきているのはわかっていて、どうしようもなく大変な毎日を送りながら、それでもささやかな幸せを自分の中に持っている様子はただ尊敬してしまう。 中学生ぐらいからだろうか、あるタイミングで人は急に成長できるわ