中国人グループによる運転免許試験のカンニング事件で、警視庁などの合同捜査本部は3日、千葉市美浜区、中国籍の主婦、賈暁雲容疑者(27)ら女2人を詐欺容疑で新たに逮捕したと発表した。 逮捕は今月1日。カンニングに使った小型磁石が耳から取れなくなり、発覚したという。 発表によると、賈容疑者は今年4月、栃木県足利市の足利自動車教習所で、米粒大の小型磁石を耳の中に貼り付け、携帯電話と送信機を使い、試験会場の外にいた主犯格の中国人の男(37)(道交法違反で起訴)から正答を聞きながら仮免許の学科試験を受験。試験後、小型磁石が耳の中から取れなくなったため、一緒に受験した中国籍の女(26)の健康保険証を借りて市内の病院を受診し、診療報酬5640円などをだまし取った疑い。