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2014年3月30日のブックマーク (6件)

  • 小児病棟の村上春樹

    子供の入院に付き添って、しばらく病院に滞在していた。 手術の前後は必ずいなければならないのだが、親がすることできることは限られていて、概ね退屈な時間が続く。持参したを読み終えて、院内文庫でを借りることにした。頭は使いたくないが、すぐ読み終わるようなものは困る。村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」があった。好きな小説だが、ここ数年は読んでいなかったので、これを読み始めた。 小児病棟というのは、悲劇が日常になっていることが、感じられないくらい空気に溶け込んでいる場所だ。 付き添いで泊まり込んでいる若い母親が、もう泣きたいよーと笑いながら話す声が聞こえる。子供なんて、普通に生まれたら普通に育つもんだと思ってたら、まさか癌になるとはね。私からは見えないところから、笑い声の合間に鼻をすする音はするが、声は乱れず明るい。 細い足をむき出しにした小さな子を抱っこ紐で抱えたパンクファッションの母親が、

    小児病棟の村上春樹
    chuunenh
    chuunenh 2014/03/30
    村上春樹は平穏な日常でないと楽しめない。
  • 与えられた肉体スペックに関する責任の所在 | ブログ運営のためのブログ運営

    ロースペックな肉体に生まれた場合、責任はどこにあるのだろうか。「親が悪い」とか考えたりするが、まあ運が悪いのである。中村雅俊の息子は低身長ハゲで薬物で捕まった。原辰徳の甥の菅野は優秀だが、実子はポンコツである。浩宮と秋篠宮の容姿スペックは格段に違う。精子と卵子は減数分裂で作られる。父親の遺伝子の半分で精子を作る。その組み合わせは840万通りある。染色体の乗り換えも含めるともっと多い。卵子も同じである。浩宮の容姿が悪くてなかなか嫁が見つからなかったのも、親のせいとは言えない。同じ両親から生まれた秋篠宮は容姿的に恵まれているから、運が悪いのである。われわれは責任の所在を探す癖が付いている。どこかに責任者がいるに違いないと思い、そいつに賠償させたいと考える。就職氷河期の時に自己責任という言葉が流行ったが、第二次ベビーブーム世代の前でバブルが弾けたので、運が悪いだけである。運が悪いという、責任者の

  • われらは浩宮である | ブログ運営のためのブログ運営

    われわれは時代特有のライフスタイルをロールプレイすることを求められており、何らかの特定の考えを体現するために存在する。十一面観音が面相を変えるように別人になることは出来ない。死するまで、同じ顔つきで生きなければならない。われわれは柔軟性が低いので、老人が死に、新しい生命が生まれることでしか世の中は変わらない。文明は衰退することもよくあるので、世代交代が黄金時代の終わりを意味することもあるが、何にせよ、個体が入れ替わり世の中は変わる。1945年に日戦争に負けて、自由な社会となったのである。だが、いきなり変わったのではなく、保守的な世代が一掃されるまで五十年くらい掛かった。二世代掛かって、ようやく古い考えがなくなったのだ。1970年くらいまで見合い結婚は普通にあったし、女性の初婚の平均年齢は24歳だった。それから初婚年齢は一貫して上がっており、現在は29歳を越えている。30歳になるのは間近

    chuunenh
    chuunenh 2014/03/30
    "長男の嫁が親の面倒を見るという風潮が消えた"
  • 増田レシピへのリンク集 - はてブのまとめ

    リンクのみの記事です。 最近よくホッテントリに増田◯◯なるものがよくあがってくるので気になってはてな匿名ダイアリーに投稿されてる今まで話題になったレシピをまとめてみました。 写真投稿できないので言葉のみで説明されているのに美味そうと思えるのっていいですよね。 一人暮らしの男向けレシピが多いのも特徴でしょうか。 個人的に一番思い出深いのはこのレシピ。 ベーコンとキャベツのパスタの作り方 丁度シチューの素が余ってて作ってみたら激ウマだったので、シチュー作らないのにルーだけ買ってくるという珍現象生み出しました。 こいつは今でもやってる。パスタを作るときは 【スポンサードリンク】 カレー 増田カレー [レシピ]タイ風グリーンカレー ■大人気「チキンカレー」を作ってみたよ これ↓を実際に作ってみたという増田。 簡単☆チキンカレー(中毒性あり) by スガシカコ [クックパッド] 簡単おいしいみんなの

    増田レシピへのリンク集 - はてブのまとめ
  • 生活保護女性への「セクハラ」 実は氷山の一角 背景にある行政の”絶対権力”(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース

    「やれやれ、またもこんなニュースが・・・」。 日頃、生活困窮者の支援活動を行っている人のなかには、このニュースを知って、ため息をついた人が多かっただろう。 私もその一人だ。 生活保護女性にセクハラ、男性職員を免職茨城県古河市は28日、生活保護受給者の女性にセクハラ行為をしたとして、職員課の30歳代の男性職員を同日付で懲戒免職にしたと発表した。 発表によると、職員は生活保護課に所属していた2012年4月~13年11月、ケースワーカーとして担当した市内の生活保護受給者宅を訪問した際などに、複数の女性にセクハラ行為をしていた。市は女性たちのプライバシー保護などを理由に、具体的な人数や内容を明らかにしていない。 昨年11月、受給者の女性から苦情が寄せられ、市が調査を実施。職員と女性たちへの聞き取り内容が一致したことなどから、セクハラと認定し、今年2月に職員を異動させた。 職員は「私なりのコミュニケ

    生活保護女性への「セクハラ」 実は氷山の一角 背景にある行政の”絶対権力”(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 俺に一番影響を与えた人

    子供の頃から「坊ちゃま」「坊ちゃま」と言われて育った。 それは自分が病院の跡取り坊っちゃんだったからである。 しわくちゃな手をした人たちが自分を取り囲んで、 「手がきれいだ」とか「賢そうだ」とかいう。 自分だけきれいな恰好をして申し訳ないような、浮いているような、居心地の悪さが常にあった。 とはいえ期待されていたかというと全く逆で、学究肌の父親は、「お前は医者になるな」が口癖であった。 自分も弁護士になるつもりでいたから、そういう点では父親とは全くぶつかることもなく、仲良く過ごしていた。 「東大理Ⅲしか許さない」とか言っていたとぼけた祖父も中学の時に亡くなったので、特になんのプレッシャーもなく育った。 高校3年のとき、病気になって手術を受けた。 都内の大きな病院だが、執刀医は父親の親友であった。 受験前なのに勉強道具を持っていかなかったのは、どうせ病気をしているのに勉強したって効率が悪いか

    俺に一番影響を与えた人