いまどきの国語辞典には『シュタインズ・ゲート』って書いてある!?──「世界線」「ラスボス」などを加え“日本語で現代を写す”『三省堂国語辞典』第八版に衝撃を受けたという話 連載企画「ゲームが変えた日本語」、今回はいつもとは少々趣向を変えて、2021年末に発売された『三省堂国語辞典』(以下、公式ページの略称にならい『三国』とする)第八版を取り上げたい。 なぜか。筆者がこの『三国』八版を「買わずにはいられなくなった」からだ。手に取っていくつかの項目を確認した際に受けた驚きと衝撃をもとに、この記事を書いている。きわめて個人的な事情で恐縮ではあるが、なぜ筆者がこの『三国』八版に驚き、衝撃を受けたのか、まずはその話から始めてみよう。 文/タイニーP 「テレカ」の語が消える!? と話題になった『三国』八版 三省堂より『三国』八版の刊行が告知されたのは、やや時間をさかのぼる2021年秋のことだった。その後
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