あまりにひどいバッシングに、直接DMで返信したことも ――『も学』には、未婚での妊娠を発表したとき、バッシングが相次いだことも書かれています。どうやって乗り越えていきましたか。 最上もがさん(以降、最上) 当時は、「父親のいない子どもはかわいそうだ」といった一方的な価値観の押しつけや、決めつけによる誹謗中傷がたくさんネットに書き込まれていました。 最初は「私って悪いことをしているの?」と自分を責めてしまっていたんですけど、よくよく考えると、批判の内容は、まだ起きていない未来のことだったりするんですよね。「子どもがかわいそうだ」って、「あなたには私の娘の未来がわかるんですか?」って思い直して。未婚で妊娠することに対して「順番が」という人もいたけれど、それはあなたの価値観でしょう、と。 叩いてくる人は、自分の言葉が相手に届いている感覚がないんだと思うんです。だから、あまりにひどいDMには悔しく