あのシーボルトが日本から欧州に持ち帰る[ロンドン発]底意地の悪い英メディアから「イタドリ(Japanese knotweed)首相」と命名されたテリーザ・メイ英首相が24日午前10時(同日午後6時)、首相官邸前で欧州連合(EU)離脱交渉を混迷させた責任を取り、6月7日に保守党党首を辞任すると発表しました。 メイ首相は「下院の同意を得るため最善を尽くした。しかし3度、下院で否決された。この国にとって首相が代わることが良いと判断した。私は英国史上2人目の女性首相になったが、これが最後ではない。私の愛する国に仕える機会を得て幸せだった」と話しました。 最後は泣き顔になり、涙をこぼしました。 この日、保守党議員委員会(通称・1922 年委員会)のグラハム・ブレイディ委員長と会談。ドナルド・トランプ米大統領の公式訪問(6月3~5日)が終わった後の同月10日から保守党の党首選が始まるとみられています。