米国産牛肉の輸入開放を控え、韓国で反対世論が強まる中、米経済紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が韓国の犬肉スープ、補身湯(ポシンタン)の安全性を疑問視する記事を掲載し、波紋を呼んでいる。 同紙は12日付紙面に掲載した「ソウルの犬肉商」というタイトルの記事で、「夏を控え、多くの韓国人が『タンコギ』や『補身湯』と呼ばれる犬肉料理を楽しむことになる」とした上で、犬肉の安全性をめぐる問題を指摘した。 同紙は「補身湯にはスタミナ源や性的能力を増強する効果があるとされているが、衛生当局が最近、サルモネラ菌やブドウ球菌による汚染問題で調査を行い、愛犬家と補身湯愛好家による対立を生んでいる」と伝えた。愛犬家グループは犬肉の流通が合法化される契機になるのではないかと心配しており、一方で補身湯愛好家は衛生規定が適用されれば、価格が値上がりするのではないかと懸念している、というのが記事の内容だ。
戦闘爆撃機F‐15Kに搭載され、有事の際に敵の中心的な攻撃目標を数百キロ離れた地点から精密爆撃できる長距離空対地ミサイルが、2010年に韓国軍に導入される。中心的な攻撃目標とは、核施設やミサイル基地、軍の首脳部が入っている建物などを指す。 韓国政府は25日、李相熹(イ・サンヒ)国防部長官を委員長とする「防衛事業推進委員会」を開き、戦闘爆撃機F‐15Kをさらに21機導入するとともに、同機に搭載する「JASSM(統合空対地スタンドオフ・ミサイル)」クラスの空対地ミサイルを購入することを決定した。JASSMはロッキード・マーティン社が開発した最大射程距離400キロ台のミサイルで、全地球測位システム(GPS)や赤外線探知機などを利用して攻撃目標を精密爆撃する。 韓国空軍はすでに、F‐15Kに搭載する空対地ミサイルとして、「SLAM‐ER(射程距離278キロ)」を保有しているが、JASSMに比べ
米ワシントン郊外で新しい中国大使館の建設が静かに進んでいる。工事現場では厳重な警備が敷かれ、「竹のカーテン」に覆われている。 米時事週刊誌のアメリカン・インタレスト(最新号)によると、中国大使館の建設現場はワシントン北西部の幹線道路であるコネティカット通り沿いにあり、溶接の火花やドリルの音で騒々しい。しかし、面積2万3230平方メートルに達する鉄筋コンクリート建ての“要塞(ようさい)”が中国大使館であることを知る住民は少ない。工事が知らぬ間に始まったからだ。完成すれば外国の在外公館としては米国で最大規模になる。 工事現場は厳重な警備で秘密のベールに包まれている。入り口では警備員が出入りする資材や物資を24時間態勢で検査している。設計はルーブル美術館のガラスのピラミッドを設計したことで知られるイオ・ミン・ペイをはじめ、中国系米国人の建築家3人が手掛けた。施工は上海で高層ビルを建設した経験
日本で発生した中国産農薬ギョーザ事件の真相は、明らかにならないままで捜査が事実上幕引きとなった。捜査は中国から輸入された冷凍ギョーザを食べた日本の消費者が昨年末から体の不調を訴えたことがきっかけで始まった。 これまで消費者2000人余りがめまいや吐き気などの中毒症状を見せ、外食産業が中国産食品の使用を中断するなど、日本の飲食産業に大きな波紋を巻き起こした。 12日付朝日新聞によると、警察は流通段階での事情聴取や実況見分を終えたが、これまでの捜査では流通過程で混入を疑わせる問題点は見つかっていないという。今後の捜査については、「(農薬成分の)メタミドホス混入の経緯が解明されないまま、国内で可能な捜査は事実上終わる見通し」と報じた。 同紙によると、中国の捜査当局は従業員55人の事情聴取などを行ったが、「工場での混入の疑いはない」との結論を下していた。 韓国で「カラオケ・セウカン(韓国版
韓国初の宇宙飛行士イ・ソヨンさんが宇宙に飛び立った翌日の今月9日、モスクワのフルニチェフ社で韓国の宇宙開発における2番目の主人公が姿を現した。今年12月21日に全羅南道高興郡の羅老宇宙センターから打ち上げられる小型衛星発射体「KSLV1号」の中核となる1段目のロケットだ。KSLV1号の打ち上げが成功すれば、韓国は世界で9番目の「独自の衛星」打ち上げ国家となる。 ロケットの組み立てラインは、全長1.5キロ、高さ40メートルと実に雄大だ。KSLV1号は、1段目の液体燃料ロケットと2段目の固体燃料ロケット、そして衛星を積む部分から構成される。1段目のロケットは発射体のほぼ全体を占める核心部分となる。残りはすべて韓国国内で作られるが、1段目のロケットだけはすべてロシアで作られた後に引き渡される。 フルニチェフ社のネステロフ社長は「現在1段目のロケットの地上試験機器(GTV)を組み立てている」と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く