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ブックマーク / science.srad.jp (134)

  • 食欲を抑制させようとして、記憶が甦る方法を発見 | スラド サイエンス

    /.家のほうに Scientists Discover Way to Reverse Memory Lossということで、記憶が甦る方法が偶然発見されたというストーリーが掲載されている。 ソースとなっているのは英国の Daily Mailの記事で、 それによれば、肥満で苦しんでいる患者に対して、欲を抑制するために脳の視床下部に電極を押しこんで刺激を与えたところ、 肥満については改善しなかったものの、30年前の事象の記憶が甦ったということだ。 何とも微妙な話だが、欲抑制よりは納得できる気がしてしまう。

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    citora 2008/02/04
  • 日米仏、ナトリウム冷却高速実証炉の研究開発で協力へ | スラド サイエンス

    日経ネットに 次世代型原子炉の安全・技術基準を共通化することで日米仏3カ国の政府が大筋合意という記事が掲載されている。 何のことかと思ったが、どうやら日原子力研究開発機構のリリースによれば、 ナトリウム冷却高速実証炉の研究開発で三国が協力ということのようだ。日の悲願とも言える高速炉サイクル確立に向け、 ナトリウム冷却高速実証炉およびプロトタイプ炉の実現のために、共通の設計、安全基準、コスト削減のための技術開発等々において三国間で協力していくということのようである。 具体的な内容は6月までに詰めるとのこと。

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    citora 2008/02/04
  • エボラウイルスの無毒化に成功 | スラド サイエンス

    asahi.com の記事に依ると、東京大学医科学研究所の河岡義裕教授らの研究グループが、エボラ出血熱の原因となるエボラウイルスの遺伝子を操作して無毒化する事に成功したとの事。 増殖に関わる遺伝子を取り除く事で、性質はそのままで人間には感染しないウイルスが出来たという。 エボラウイルスを扱うにはバイオハザードを防ぐために特別な施設が必要になるが、無毒化ウイルスを使う事でより安全に実験が出来るため、ワクチンなどの研究が進む事が期待される。なお、今週の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表される……予定なのだが、タレコミ時点ではまだ先週から更新されていない。

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    citora 2008/01/23
  • アインシュタイン・リングを撮影 | スラド サイエンス

    oddmakeさんの日記でもあるとおり、太陽の180億倍のブラックホールが発見されるなどとのとおり天文学関係のニュースが多い昨今、また新しい発見があった。 読売新聞の記事によると、ハッブル宇宙望遠鏡で銀河の光、二重の輪「アインシュタイン・リング」を撮影とのこと(その画像)。重力レンズによる効果だろうが、その効果の大きさを改めて思い知らされた。

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    citora 2008/01/15
  • 紙ヒコーキよ、宇宙から地球に届け | スラド サイエンス

    朝日新聞の記事によると、宇宙ステーションから地球に降りてこられる紙飛行機作りに、日折り紙ヒコーキ協会と東大のグループが取り組んでいる。実験には長さ8cm、スペースシャトル型に折った紙ヒコーキに耐熱処理を施したものを使用。東京大学柏キャンパスにある実験用超高速風洞のマッハ7 (!) 気流内で、耐熱性や強度を調べるとのこと。 紙ヒコーキは軽く、空気の薄いところから減速するので、低速で大気圏を降下でき、燃え尽きることなく地上に帰ってくるのではないかと見ているそうだ。宇宙ステーションからどうやって紙ヒコーキ飛ばすのか、興味が尽きません。

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    citora 2008/01/15
  • かぐや、月の地下に溶岩から成る層状構造を確認 | スラド サイエンス

    JAXAは、かぐやのレーザ高度計および月レーダサウンダー(月地下探査)による観測についての発表を行いました。それによれば、昨年11月20日から21日にかけての観測により、月の海にあたる地域の地下に溶岩から成る層状構造が存在することが確かめられたそうです。 レーザ高度計によって月全体にわたる高精度地形図を作ることができると期待されていますが、まずは順調に動作というのことのようです。 またレーダサウンダーでは衛星から5メガヘルツのレーダ電波を月表面に向けて発信し、月面地下の構造を調べることが出来ます。 月の地下構造については、これまでは米国のアポロ17号(1972年)の月レーダサウンダーによる限られた区域での調査結果があるだけでした。 かぐやによる今回の観測で、月の誕生以降の進化を探る貴重なデータが今後得られるのではないかと期待が高まっています。

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    citora 2008/01/14
  • 太陽の180億倍の質量を持つブラックホールが発見される | スラド サイエンス

    テキサス州オースティンで開かれていたAmerican Astronomical Societyの第221回会議の場で、フィンランドのトゥオルラ天文台のMauri Valtonenは、地球から35億光年の距離にあるOJ287というクエーサーに、太陽の180億倍の質量のブラックホールとその周囲を12年周期で回るより小さな(それでも1億太陽質量の)ブラックホールとの連星系が存在すると発表した。 1994年、1995年、2005年に変光を観測したことから、12年周期でのブラックホールの連星系モデルを仮定した。その計算から予測された2007年の9月13日に次の変光が予定通り観測されたことで、連星系の存在が確認された。180億倍という質量はブラックホールとしてこれまでで最大の質量であり、最大記録を6倍に塗りかえる発見だという。

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    citora 2008/01/14
  • 炭素の単原子シートにシリコンを超える半導体の可能性 | スラド サイエンス

    NewScientist Tech記事経由、マンチェスター大学のプレスリリースより。 炭素の単原子シートであるグラフェン(graphene)は、以前からナノテクノロジー研究の対象となっている物質であった。この物質の特性を研究したマンチェスター大学、ロシアInstitute for Microelectronics Technologyやオランダラドバウト・ナイメーヘン大学、アメリカミシガン工科大学物理学科との合同研究チームは、電子移動度がシリコンの百倍以上もの値である200000cm^2/Vsに達することを発見したという。これまで知られているカーボンナノチューブやアンチモン化インジウムといった素材以上の適性を示しており、非常に有望な素材だと研究に参加したAndre Geim教授は語っている。 グラフェンがシリコンを置き換えるようなことは20年以内にあるとは考えられないと教授も認めているが、

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    citora 2008/01/11
  • JAXA次期固体ロケット搭載1号に宇宙望遠鏡が内定 | スラド サイエンス

    asahi.comの記事によれば、JAXA/ISASのM-Vの後継である次期固体ロケットで打ち上げるペイロード第一号機として、東北大・京都大・九州大からなる共同研究チームによる惑星観測用の宇宙望遠鏡衛星が内定したそうだ。これは、宇宙理学委員会科学惑星WG一覧に挙げられている中の「III-8:惑星観測用小型宇宙望遠鏡(TOPS:Telescope Observatory for Planets on small-Satellite) WG」(proposal、Presentation、要旨、以上すべてPDF)のことと思われる。 衛星は300kg程度で高度約500kmの軌道を回り、直径30cmの2の鏡筒(先述のTOPS WG Presentation PDFによれば 紫外(100-200nm/60-180nm)と可視・近赤外(200-589nm/650-1100nm/1.2-1.4μm)域の

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    citora 2008/01/09
  • 2008年夏には北極点から海氷が消失する可能性 | スラド サイエンス

    毎日新聞の記事より。海洋研究開発機構の解析によると、2008年夏の北極点周辺には厚さ1mの薄い1年氷しか張らない可能性が高く、北極海の海氷面積が最小を記録した今夏並みの暑さとなれば、北極点から海氷が消える恐れがあるということだ。北極点上から氷が消えること自体は過去にもあったことのようだが、今回のような北極海全体の海氷減少による消失は、人工衛星による観測が始まった1978年以降で初のケースになるようだ。

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    citora 2007/12/31
  • 南極大陸で大規模な融雪、地球温暖化の影響か | スラド サイエンス

    朝日新聞によると、南極大陸の内陸部で一昨年、氷床を覆う雪が広範囲で融雪を起こしていたことがわかった。南極の内陸でこうした大規模融雪が確認されたのは初めて。この情報は NASAが人工衛星でとらえたデータの分析として発表したもの (NASAプレスリリース: NASA Finds Vast Regions of West Antarctica Melted in Recent Past、融雪地帯のマップ)。 大規模な融雪が起こったのは2005年1月で、南極大陸の西部を中心に、海岸から900キロ内陸に入った場所や、標高2,000メートルを超える高地でも発生。全体では、米国カリフォルニア州(面積約42万平方キロ)に匹敵する範囲で融雪が確認された。融雪が起こった一帯では、最高気温が5度を超すなど、「異常な高温」が1週間ほど続いたと考えられている。

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    citora 2007/05/30
  • 地球温暖化対策は待ったなしか? | スラド サイエンス

    気候変動に関する政府間パネル (IPCC: Intergovermental Panel of Climate Change) 第1作業部会は2007年2月1日付けで第4次評価報告書を承認した (プレス・リリース、CNN.co.jp掲載のAP電)。地球温暖化と人類活動の因果関係をほぼ認めた上で、化石燃料の消費で現状を維持すると、2100年には世界の平均気温が4度前後上昇、数千年後には海面水位は7m前後上昇するという。これを受けて、環境省は科学者からの国民への緊急メッセージを発表している。 また、イギリス財務省の諮問を受け、ニコラス・スターン卿が地球温暖化をこのまま放置した場合に予想される影響を「Stern Review on the Economics of Climate Change (スターン報告書 - 気候変動の経済影響) 」にまとめ、2006年10月30日付けで提出している (M

  • 代替燃料には何が有利なの? | スラド サイエンス

    maia曰く、"ミネソタ大の研究によれば、代替燃料としてトウモロコシから作るエタノールと、大豆から作るバイオディーゼルを比較すると、後者の方が効率的で環境的にも有利だという(読売新聞の記事)。 栽培から加工までの投入エネルギーと、得られるエネルギーを比べると、エタノールは1.25倍、ディーゼルは1.93倍だったという。温室効果ガスの放出量も、バイオエタノールよりバイオディーゼルを使う方が有利。また、大豆の栽培に要する肥料は、トウモロコシの1割未満で済む。しかしnews@nature.comの記事をよく読むと、結論はどちらもお薦めできないというもの。2005年のアメリカのコーン生産量を全て燃料化してもガソリン需要の12%にしか相当しないし、大豆を全て燃料化してもディーゼル需要の6%にしかならない。ちなみにアメリカではバイオディーゼル原料の主流は大豆だが、EUでは菜種油。なんとEUでは菜種の燃

  • マルチタスク人間は効率がいいか? | スラド サイエンス

    greentea曰く、"CNETのインタビュー記事で、マルチタスクで人間の知力が低下する?--情報化時代のアイロニーというものが掲載されている。精神科医の Edward Hallowell 氏によると、一度にたくさんのことをやったり、あるいはやろうとすると、効率が犠牲になり、仕事の成果が上がらなくなったり来思い付いて然るべきアイデアを思い付けず、満足が得られなくなったり、創造的行為から得られる充実感もなくなるそうだ。 タレコみ人はよく、複数のことを考えたりしてたりするとどちらも中途半端になり結局どちらもできなかった、ということがあるので要領よくいろんなことを同時にこなすマルチタスク人間に憧れているのだが、Edward 氏は真のマルチタスク人間などいないとその存在を否定している。 彼の意見に何らかの科学的根拠があるのかは分からないため、ゲーム脳のようなトンデモかもしれないが、/.Jerはマ

    citora
    citora 2005/04/01