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コンサルタントの一番の仕事は「会議に出席すること」です。書類作成の時間を除けば、この作業時間が一番多いですね。クライアントさんの会議、お役所の審議会等を含めて、たくさんの組織の会議に出席する機会が非常に多いんです。 そんな中で、「会議上手の会社」と「会議下手の会社」というのが確かにあると思います。 「会議上手の会社」は短時間でテキパキと物事が決まっていき、「会議ヘタの会社」は時間ばかりが長くて、結局、何が決まったのか分からない形で終わってしまいます。会議上手の会社の会議では、終了後に、みんな充実した顔で、次の作業へのモチベーションアップを感じられます。一方、会議下手な会社の会議では、イスに座っているだけで、徒労感で社員さんのモチベーションが下がってきているのを感じます。「くだらない会議に付き合ってられないよ」と思う気持ちもよく分かります。 この2つの組織の最大の違いをあげろと言われれば、「
システム構築の現場は,人と人とのコミュニケーションの場でもあり,ヒアリングや報告などさまざまな目的の会議がたくさん開かれる。そこで問題となるのが「議事録」だ。会議の議事録の取り方を観察していると,実に様々な流儀・方法を目にすることができる。 時々見かけるのが会議をすべて録音して,後日,誰かがほとんど1日費やして聞きなおしてすべて書き出すというもの。出来上がった議事録は数ページに及び,それを関係者に配ったとしても誰も見ようとはしない。それほどに冗長な議事録ではなくても,議題ごとに誰が何と言ったかについて克明に記述された議事録はよく目にする。 第一話で登場したIさんは要求定義ヒアリングのプロであるだけでなく,議事録のプロでもある。Iさんに「議事録の書き方はどうしたらいいか」と尋ねると,「決まったことだけ書いてください。それ以外は基本的にいらないといっていいでしょう」と言い切る。 会議の場では様
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