大阪府池田市の冨田裕樹市長(44)が庁舎内に私物の家庭用サウナやトレーニング器具などを持ち込んでいた問題で、市議会の第6回調査特別委員会(百条委員会)が12日開かれ、冨田市長の証人喚問を24日に行うことを決めた。 証人喚問にあたっては、尋問内容についても協議。サウナなどの私物を庁舎内に持ち込んだ経緯や職員らの関与などについて聴くほか、公用車の使用実態や職員に対するパワハラ疑惑についても尋問することを決めた。 冨田市長をめぐっては昨年10月、市長控室にサウナなどを設置して昼休みに使用していたことなどが指摘されている。委員会は、これまでに副市長2人や秘書課長らへの証人喚問を実施。職員らに対するパワハラ疑惑の実態についても、職員らを対象にしたアンケート結果を踏まえて調査を進めている。