ブックマーク / www.boroborokun.com (3)

  • 正岡子規は赤福餅の俳句を詠んだのか?: 正岡子規 病牀六尺の青春

    伊勢土産として有名な赤福。つい先日、包装紙に100年以上に渡って使われてきた正岡子規の「到来の赤福もちや伊勢の春」という俳句に裏付け資料がないと指摘され、店が情報提供を呼びかけているとの報道がありました。 朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASK8S777MK8SPFIB00M.html 気になったので愚陀仏庵の話はお休みして、子規が赤福の句を詠んだのかどうか考えてみました。 赤福では1911(明治44)年から子規の俳句に使っていて「1900(明治33)年、門弟の山勾玉から赤福を土産に受け取った子規が、ありし日の伊勢参りを懐かしんでこの句を詠んだ――。そんなエピソードが創業家で語り継がれ、赤福のホームページでも紹介」していながら、肝心の俳句が子規の作品だとする資料がどこにもないことが分かったというお話です。 「買ひにやりけり春の伊勢旅籠」

    正岡子規は赤福餅の俳句を詠んだのか?: 正岡子規 病牀六尺の青春
    cj3029412
    cj3029412 2017/09/02
    すばらしいー😺😺😺
  • やっぱり俳句甲子園は面白い!

    開成が2連覇8月19、20日の両日、松山で開かれた20回目の俳句甲子園は、開成高校の2年連続10度目の優勝で幕を閉じました。ネット動画などで一部を久しぶりに観戦しただけですが、面白かったです。 開成高校おめでとうございます。同校の岩田奎選手の作品「旅いつも雲に抜かれて大花野」は最優秀にも選ばれました。ディベートでも大活躍だった彼。表彰式で涙を浮かべている姿がとても爽やかでした。 「開成は言葉余りて心足らず。幸田は心余りて言葉足らず」。高橋睦郎氏が決勝戦の講評でこういう趣旨の発言をされていました。確かに見ていると開成が何もかも達者すぎて、そのような印象を与えられそうになりましたが、きっとメンバーはあふれんばかりの作品や俳句というものへの思いを舞台の上では極力抑えて冷静に振る舞っていたのでしょうね。表彰式の岩田選手を見て私の印象は一瞬で改められました。 1チーム5人で対戦さて俳句甲子園は199

    やっぱり俳句甲子園は面白い!
    cj3029412
    cj3029412 2017/08/21
    升(のぼーる※)の夢 潮風に満ちるとき しまなみの道 声のまぼろし ※正岡子規の幼名。baseballの訳語「野球」との関係はWikipediaなどを参照されたし。 すばらしい記事でした。すっかりファンになりました。
  • 俳句の日に子規俳句を考えた

    美術の概念を文学に子規の俳句と言えば「写生」のイメージが強いですね。子規の写生論は美術の概念を取り入れたものです。子規が西洋美術の写生、いわゆるスケッチの概念を知ったのは明治27(1894)年。知人の画家中村不折に教わりました。 写生散歩子規は、この年の秋の終わりから冬の初めにかけて、手帳と鉛筆を持って毎日のように根岸郊外を散歩し、句想を得ては手帳に書き付けました。当時のことをこう振り返っています。 「写生的の妙味は此時に始めてわかつた様な心持ちがして毎日得る所の十句二十句位な獲物は平凡な句が多いけれども何となく厭味がなくて垢抜がした様に思ふて自分ながら嬉しかつた」(獺祭書屋俳句帖上巻) 写生と俳句の相性の良さを実感した子規は、この概念を核の一つとして俳句革新につなげていきました。俳句で写生の有用性を確認した子規は短歌や文章にも写生の概念を持ち込み、それぞれの近代化を押し進めたのでした。

    俳句の日に子規俳句を考えた
    cj3029412
    cj3029412 2017/08/20
    すばらしい(^^)
  • 1