中古書籍などの販売を手がける「ブックオフグループホールディングス」は、子会社が運営する複数の店で従業員が架空の買い取りや現金の不正な取得などを行っていた疑いがあるとして、外部の専門家で作る特別調査委員会を設け、実態の解明を進めることになりました。 発表によりますと、ブックオフグループホールディングスは、子会社が運営する複数の店で、従業員が架空の買い取りや在庫の不適切な計上、それに、現金の不正な取得を行っていた疑いがあることが発覚したということです。 このため会社では、実態を解明するため、外部の弁護士や公認会計士で作る特別調査委員会の設置を、25日の取締役会で決めました。 会社では今後、グループの国内外のすべての店舗で臨時の棚卸しを行う予定で、これに伴い、店の臨時休業などが見込まれるとしています。 今回の事態を受けて会社では、来月16日に予定していた決算の発表を延期しました。 ブックオフグル
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