DI の自由度は諸刃の剣 近ごろ、「実プロジェクトでDIコンテナ(注1)を導入している」という話をちらほら耳にするようになりました。それと同時に、「DIコンテナを使ったプロジェクトが大変なことになっている」という話も耳にするようになりました。DIの魅力を十分に享受して低コスト、高品質を実現しているプロジェクトがある一方で「DIを導入してみたのはいいのだけれど、DIの設定ファイルが大きくなりすぎて管理しきれない」「DIを使っているのに、テスタビリティが全然向上していない」など苦労しているプロジェクトもあるようです。この差はいったいどこから来るのでしょうか。 DIは、EJBなどと比べると比較的取っ付きやすい技術ではありますが、ほかの技術同様、誤った使い方では十分に力を発揮できません。DIコンテナは非常に単純明快な技術ではありますが、そのシンプルさ故に自由度が高くさまざまな使い方ができます。その
![DIコンテナの本当の使いどころ | ウルシステムズ株式会社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c6a692ce8984db4c160c27731a0f5f72e4ab608d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.ulsystems.co.jp%2Fassets%2Fimage%2Fcommon%2Fogp.jpg)