テレビ観ながらネットする人はどれほど、どの時間帯に最近では双方向性のテレビ受信機による番組も提供される機会が増えてきたが、今でもテレビ(放送)はそのほとんどが一方向性、視聴者は放送される番組を観るだけの「提供される」タイプのメディア。その特性を活かし、食事をしたり雑誌や新聞を読みながらテレビを観るスタイルも数多く見受けられたが、昨今では携帯電話(従来型とスマートフォンの双方を含む。以下同)を用いた「テレビを観ながらネットをする」様式が増えており、それを前提としたビジネスや構成の番組も登場している。それでは実際に、テレビのリアルタイムでの視聴とインターネットを併用した利用はどれほど行われているのか。情報通信政策研究所が2017年7月に発表した「平成28年 情報メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(※)から確認する。 今調査によれば、テレビの行為者(連続して10分以上の利用)率は朝食時、