特撮映画「平成ガメラシリーズ」などで知られる映画監督の金子修介さん(68)が17日、X(旧ツイッター)を更新。映画の上映前に流れる「NO MORE映画泥棒」のCMについて「どうにもならないのかアレは」と不快感を示した。 金子さんは問題のCMについて「ピカデリーなどの松竹系では予告の前に流れるようになったので、映画館での鑑賞気分が少しプラス印象なったと思うが、東宝系では予告が終わっての本編前に流れるのをガンコに守っているので不快度が強いままで、どうにもならないのかアレは」と問題提起した。 Xでは「何年も同じバージョンなので飽きが来ている。もうそろそろ新しいバージョンやってくれてもいいと思う」「警告なのにコミカル風ってふざけてるとしか思えない」などと金子さんに賛同する声も。一方で「自分は逆に本編前の方がありがたいかな。予告が終わって本編が始まる合図になるからね」「啓発なんだから観客が揃う上映直
「ラウンドアバウト」、あるいは「環状交差点」と呼ばれる交差点がある。イギリスで研究が進められ、1990年代から運用開始、その後ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなどで普及していった。日本での本格的な運用は2014年からとなっている。 【画像】えっ…! これが沖縄県の「ラウンドアバウト」です(8枚) ラウンドアバウトにはメリットが多く、国によってはかなり浸透しているらしいのだが、日本で浸透しているとはお世辞にも言い難い。日本でラウンドアバウトが普及しないのはなぜなのか。普及していくために何が足りないのかを考えたい。 まず、ラウンドアバウトについて簡単に説明する。ラウンドアバウトはドーナツ形の交差点で、信号を必要としない。真ん中に「中央島」と呼ばれる円があり、この周りを「環道」という道がぐるりと囲んでいる。この環道に徐行、かつ左折で進入し、時計回りに進んで、目当ての道に行きついたら、左折して
サッカーのW杯カタール大会で、日本がドイツに対して歴史的な勝利をあげ、大きな話題になっていますが、その裏でもう一つの快挙が達成されていたのをご存じでしょうか。 それがインターネットテレビ局ABEMAの、開局史上最高となる視聴者数1000万人突破です。 参考:【W杯】ABEMA視聴者数1000万を突破、開局史上最高 森保日本がドイツに歴史的な勝利 ただ一般の方の中には、ABEMA1000万人突破の凄さがピンときていない方も少なくないかもしれませんので、その快挙が注目されるポイントをご紹介しておきたいと思います。 ■過去の公表数値と比べると少ない1000万の意味実はABEMAはこれまでも様々な数値を軸にリリースをしてきているので、過去のABEMAの公表数値を覚えている人からすると、1000万という数字を小さく感じられることもあるかもしれません。 ABEMAが2016年4月にサービスを開始した後
派手な広告も目についたが……。日本上陸からまもなく7年になるNetflix(ネットフリックス)。日本では特にアニメに力を入れ、派手な屋外広告、印象的な動画広告も記憶に新しい。 特に「ネットフリックスオリジナル」と呼ばれる世界独占配信の対象となる新作には、制作費が賄えるほどの配信権料を支払うことで、アニメビジネスにも新たな可能性をもたらしてきた。ところが、その一方でオリジナル作品が果たしてどのくらい視聴され、巨額の投資を行っているであろうネットフリックスにどのくらい貢献しているのかは謎に包まれていた。 ネットフリックスに限ったことではないが、配信事業者はどの作品がどこでどれくらい見られているのかといった視聴データをほとんど開示してこなかった。観客動員数、興行収入といった指標が提示される劇場映画や、視聴率が示されるテレビ、売上本数がある程度分かるビデオグラムなどとの根本的な違いで、「アニメ産業
2021年の1月末から2月にかけて、文字通り瞬間的なブームを巻き起こしたクラブハウスの狂騒から1年が経過しました。 筆者自身は今でもクラブハウスを使いつづけている人間ですが、多くの人にとっては「そういえば去年流行ってたよね」という印象のサービスだと思います。 はたして、あの異様なクラブハウスブームとは何だったのか、1年経ったいま、あえて振り返ってみたいと思います。 1月末の1週間で大きな話題に昨年のクラブハウスブームを振り返ると、1月22日にクラブハウスの時価総額が1000億円と評価されたというニュースがトリガーとなり、日本でも起業家を中心に話題が拡散。 緊急事態宣言下で多くの人が会話に飢えていたという環境もあり、多くの芸能人もすぐに参入するなど話題が一気に過熱して、App Storeランキングでも総合1位に到達。 話題になり始めた翌週の1月29日にはNEWS23でクラブハウスが取り上げら
2021年8月24日に行われた東京パラリンピック開会式で話題を呼んだ演出の一つが、デコトラだ。 【画像】初日舞台挨拶にて 会場の東京・国立競技場に現れたデコトラからギタリストの布袋寅泰さんが登場し、バンドと共に演奏で盛り上げたが、この演出はアニメファンの注目も集めていた。デコトラが登場するアニメ映画「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」を思い出した、との声が出ていたのだ。 ■出演声優も驚きのツイート アニメファンが注目したのは、6月4日に全国公開された、アニメ・舞台・ゲームで重層的に展開するメディアミックスプロジェクト「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の劇場版アニメである。 演劇を学ぶ学園「聖翔音楽学園」に在籍する9人の少女の物語が展開されるが、彼女たちの「レヴュー」という名の1対1の戦いがストーリーの中で重要な役割を果たす。この少女同士のレヴューというバトルシーンの一つでデコトラ
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は12日、急速な感染拡大を受けた提言をまとめた。今後2週間は東京都の人流について「7月前半の約5割にする必要がある」と強調。百貨店の地下食品売り場(デパ地下)などの利用を控えるよう求めたほか、お盆の時期に帰省や旅行などが増えることを念頭に、県境を越える移動を自粛するよう呼びかけた。 【表で比較】3社のコロナワクチンの特徴 提言では東京都内で40、50代を中心に重症患者が増えていることに伴い、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)しているとして「救える命が救えなくなるような状況にもなり始めている」と危機感を表明。分科会ではワクチン接種が進展した後の社会経済活動の規制緩和について検討しているが、「現在は現下の感染拡大を早期に食い止めることに注力すべき」とした。 感染リスクが高い場面として、①普段から一緒にいない人との飲食や会合②長時間・大人数が集まる
三度(みたび)の緊急事態宣言、まさかの「現代版禁酒法」発令、そして小池百合子都知事による「灯火管制」指令……。暗い、現実があまりに暗すぎる。こんな時こそ、エンターテインメントの出番である。アニメ界の巨匠、庵野(あんの)秀明監督(60)。改めて、この「鬼才」に注目が集まっている。 【写真3枚】この記事の写真を見る *** 「人に慣れない動物を躾(しつ)けているみたいな感じ」 3月22日に放送されたNHKの「プロフェッショナル」で、妻の安野モヨコさんは庵野監督をこう評した。まさに「人間離れ」した彼の存在が、今再び「ブーム」となっている。 なにしろ番組が好評だったため、4月29日にBS1で拡大版が放送される異例の事態が起きているのだ。同番組は、3月8日に公開されたアニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の製作過程を追い、庵野監督に密着したものである。 映画は4月18日の段階で観客動員数が500
政府は来年度から、少子化対策の一環として、AI(人工知能)を活用した自治体の婚活支援事業を後押しする。年齢や年収などの希望条件に合わなくても、相性の良い見合い相手をAIで選び出すことで、婚姻数を増やし、少子化を食い止める狙いがある。 内閣府によると、婚活支援として結婚を希望する男女を仲介する「マッチングサービス」は、約25の県が実施している。年齢や学歴、年収などの希望条件に当てはまる相手を紹介する方式が一般的だ。 これに対し、AIを活用したシステムでは、趣味や価値観などの質問への回答やシステム内の検索傾向などを基に、希望条件と合致していなくても「自分に好意を抱く可能性のある人」を割り出し、提案することが可能だという。 既に埼玉県や愛媛県など10を超す県がAIによるシステムを導入している。2018年度に約1500万円をかけてAIシステムを整備した埼玉県では、19年度に成婚した38組のうち、過
日本のアニメーションは多様化と細分化が進み、国内のファンでも全体像や作品の構造が見渡しにくくなっている。海外でも本来の価値が十分伝わっているとは言えない状況だ。そうした現状において、アニメの表現や文化を豊かにするための「共通の理解」の場を作るーー。それが「評論」の役割の一つと言えるだろう。 商業・個人を問わず、多くの書き手による多種多様な評論が共有され、豊かな作品が生まれるための空間を成立させるにはどうすれば良いのか? この答えを探るべく、『ぼくらがアニメを見る理由』などの著作があり、アニメ評論の第一線で活躍する藤津亮太氏との対談を行った。 アニメ評論は「無い」のではなく、そう見えるだけ藤津(以下、藤):まず「アニメの評論が少ない」と言われるわけですが、何と比べているのか、ということが気になります。恐らくなんですが、映画とか小説となんですよね。 まつもと(以下、松):わたしの認識もそれに近
2019年5月24日に公開された劇場アニメ『プロメア』。最初は一部のコアなファンの間で盛り上がりを見せていたこの作品が、異例のロングランヒットとなっています。 劇場での応”炎”上映(応援上映)は平日でも客足が途絶えることなく、興行収入もついに10憶円の大台を超え、その勢いは止まるところを知りません。 通常、映画の興行といえば、公開初週から2週目にかけて一番盛り上がり、徐々に落ち着きをみせてくるというのが定石とされています。 しかし、『プロメア』は公開からを頂点に徐々に終息していくのではなく、じわじわと観客の間で熱が広がることでここまでのロングランに繋がる、異例の盛り上がり方をみせているのです。 劇場アニメ『プロメア』とは(c)TRIGGER・中島かずき/XFLAG『プロメア』は、『天元突破グレンラガン』や『キルラキル』で監督と脚本・シリーズ構成を務めた今石洋之氏と中島かずき氏が三たびタッグ
現場に行き渡らない配信の「富」アニメ産業は目まぐるしく収益構造が変化している。DVDバブルとも言われたビデオパッケージ全盛期があり、配信やDVDのコピーによる海賊版がその市場を一掃したあとは、パチンコに代表される遊興市場が製作出資を積極的に行い産業を支えた。しかし、その後オンラインゲーム(ソーシャルゲーム)事業者にその役割は移りつつあるのだが、いまAmazon、Netflixなどの大手プラットフォーマーが巨額の調達費を投下している。 [日本動画協会「アニメ産業2018」http://aja.gr.jp/jigyou/chousa/sangyo_toukei より「(7)海外」の売上がここ数年で激増しているこの構造変化に産業側が対応できているとは言えなそうだ。「製作」つまり資金調達をして製作委員会などを組成しリスクを取ってプロジェクトを行う大手事業者は、グッズやゲームなど幅広い事業を展開する
2018年のスポーツ界は「日本代表」に沸いている!冬の平昌オリンピックでは女子カーリングの銅メダル獲得など「日本代表」の選手やチームの活躍が大きく報道された。そして、夏のサッカーW杯・ロシア大会では、下馬評を覆して活躍した「日本代表」チームが大きな関心を集めた。さらに、現在はインドネシア・ジャカルタのアジア大会で(バスケットボール選手の買春報道という良からぬ話題もあったが)、「日本代表」選手やチームによるメダルラッシュのニュースが続く。 最近、こういう日本を代表する選手やチームの存在がテレビやネットニュースを通じて多数配信されるのを、モータースポーツ界に身を置く人間としては羨ましく感じることがある。 鈴鹿10時間で感じた日本代表の必要性国を代表する応援対象が活躍することによって、観客やテレビ視聴者は興奮する。勝利すれば賞賛を受け、負けたとしてもマニアから初心者まで幅広い世代の人々が関心を寄
メダルラッシュに沸いた平昌オリンピック・パラリンピック。 今回の大会では、選手達の素晴らしい活躍に勇気をたくさんもらいましたが、一方で個人的に気になったのが、冬季スポーツの選手達が意外にスポンサー探しや、お金のやりくりに困っていた、という逸話の数々です。 スピードスケート女子500mで金メダルを獲得した小平奈緒選手ですら、大学卒業後に長野で競技を続けるためにスポンサー探しに苦労していたという逸話が象徴的でしょう。 結果的に、小平選手は、相沢病院という企業スポーツとは全く縁のなかった長野の病院が支援を買って出てくれたために、競技に専念することができ、見事に金メダルを獲得することができました。 参考:小平奈緒を支える相沢病院の太っ腹 現在も社会現象的な盛り上がりが続いているカーリング女子のLS北見も、本橋選手が2010年8月にチームを結成してから、直近のオリンピックだけでない長期でのスポンサー
ついにTwitterは積極的にアカウントを凍結する方向に舵を切ったようです。(ペイレスイメージズ/アフロ) ここ数日、Twitterの新しい取り組みが次々に話題になっています。 18日朝には、ツイッタージャパンが自殺願望のつぶやきを相談窓口に誘導する新機能を検討していると産経新聞が報じたと思ったら、18日中に、米国では暴力やヘイトに関する新ルールの適用が開始。 米国では多数の極右アカウントが次々に凍結されているようです。 参考:Twitter、トランプ大統領もRTした極右リーダーなど、新ルールに反するアカウントを多数凍結 一方で、日本のTwitterユーザーの間で最も注目されているのは、先週の12月13日夜からTwitterのアプリ開発者アカウントの凍結が相次いでいる点でしょう。 参考:Twitter、「APIポリシー違反」一斉取り締まり Togetterもログイン不可に アプリ開発者に不
東京ゲームショウ2017の業界関係者向けに開かれた2日目、聖地巡礼アプリ「舞台めぐり」の利用者のうち、2016年どの「聖地」に何人訪れているか発表された。 「舞台めぐり」はソニー企業が運営する無料のスマートフォンアプリ。作品の舞台の場所を地図上で教えてくれるほか、舞台に行くとキャラクターと実際の風景を重ね合わせた記念撮影もできる。スマホの位置情報を活かして、一部の「聖地」ではアプリと連動したイベントも実施されている。今回の統計も、こうしたアプリを通じて得られた情報をまとめたものだ。 「舞台めぐり」利用者による2016年の「聖地」来訪者ランキング(安彦さんの講演資料より)大洗と沼津が突出 1位は茨城県大洗町を舞台にした「ガールズ&パンツァー」(ガルパン)で9683人、2位が静岡県沼津市を舞台にした「ラブライブ!サンシャイン!!」で9596人と僅差で続いた。3位は宮城県仙台市や気仙沼市などを舞
テレビ観ながらネットする人はどれほど、どの時間帯に最近では双方向性のテレビ受信機による番組も提供される機会が増えてきたが、今でもテレビ(放送)はそのほとんどが一方向性、視聴者は放送される番組を観るだけの「提供される」タイプのメディア。その特性を活かし、食事をしたり雑誌や新聞を読みながらテレビを観るスタイルも数多く見受けられたが、昨今では携帯電話(従来型とスマートフォンの双方を含む。以下同)を用いた「テレビを観ながらネットをする」様式が増えており、それを前提としたビジネスや構成の番組も登場している。それでは実際に、テレビのリアルタイムでの視聴とインターネットを併用した利用はどれほど行われているのか。情報通信政策研究所が2017年7月に発表した「平成28年 情報メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(※)から確認する。 今調査によれば、テレビの行為者(連続して10分以上の利用)率は朝食時、
映画を観に行って、その鑑賞の思い出に、あるいは、より作品について知るために購入するもの。それがパンフレットだ(劇場プログラムなど、呼び方はさまざま)。日本では当たり前に買うことができるパンフレットだが、この文化は他国にはない。映画宣伝用のチラシ、リーフレットなどの類は他国にも存在するが、映画館限定の「おみやげ」として、独自に編集されたこの印刷物は、日本独自の文化として続いているのだ。 日本では、商業演劇でもパンフレットは売られている。舞台というジャンルに関しては、NYブロードウェイやロンドンのウエストエンドでも、ここ20年ほど日本のこの文化を追随するように、豪華なパンフレットが販売されるようになった(もちろん「金儲け」の面もあるでしょうが)。NYだったら、パンフレットを買わなくてもPLAYBILLという無料の小冊子がもらえるが、全劇場共通のページが多く、各作品についての「読みもの」というほ
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