愛媛県の宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」がハワイ沖でアメリカ軍の潜水艦に衝突され生徒を含む9人が亡くなった事故から20年になるのに合わせ、当時の潜水艦の艦長が、遺族に謝罪するとともに事故の責任は自分にあるとする書簡をまとめました。 この事故は、現地時間の2001年2月9日、愛媛県の宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が、ハワイ沖でアメリカ軍の潜水艦「グリーンビル」に衝突されて沈没したもので、生徒や教員、それに乗組員の合わせて9人が亡くなりました。 事故から20年となるのに合わせ、当時、「グリーンビル」の艦長だったスコット・ワドル氏が遺族宛てだとする書簡をまとめました。 この中で、ワドル氏は「この書簡の最も大切な意味は、愛する家族を亡くした遺族やえひめ丸に乗っていて負傷した人に謝罪することだ」としています。 そして「事故の責任は私だけにある。衝突は避けられるものだった。私は艦長としての責務を
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