今回は橘玲さんのブログ『Stairway to Heaven』からご寄稿いただきました。 ※記事のすべての画像が表示されない場合は、https://getnews.jp/archives/243211をごらんください。 すこし前の本だが、興味深いデータを見つけたので紹介したい。 ハーバード・ロー・スクールを卒業後、日産自動車法規部などを経て、東京大学大学院(法学政治研究科)で教鞭をとるダニエル・フットは、「アメリカ人は訴訟好き」「日本人は訴訟嫌い」という“常識”に疑問を持った。 フットは、『裁判と社会―司法の「常識」再考』*1のなかで、日本(2000年)、アメリカ(2001年)、中国(1995年)で行なわれた大規模意識調査を例に挙げる。 *1:「裁判と社会―司法の「常識」再考 (日本の“現代”)」 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/47571