「やはり、社員が活性化しないことには、企業再生なんてあり得ない」――。MKSパートナーズ(東京都千代田区)の松木伸男・代表取締役社長は開口一番にこう断言した。 同社は、2003年に経営破綻した靴下メーカー老舗の福助(東京都渋谷区)に手を差し伸べたことで注目を集めた、日本を代表する投資会社の1つだ。トヨタ自動車販売出身の松木社長は、1980年代から欧米系のベンチャーキャピタル会社で活躍し、日本で数々の投資を実施。2002年にMKSパートナーズを立ち上げた。最近の主な投資案件として、家電量販店のラオックスがある。このほか、再生支援ではないが、取締役としてカルチュア・コンビニエンス・クラブの経営にも参画している。 エクセレントカンパニーは、社員がみんな元気 ――経営難に陥った福助やラオックスを買収した再生ファンドとして知られるMKSパートナーズですが、一般には「再生ファンド」と聞くと悪いイメージ
企業再生やベンチャーキャピタルなどを手がける米国の投資会社大手カーライル・グループ。日本では、京セラと共同で2200億円を投じたDDIポケット(東京都港区)の買収でよく知られる。 2005年2月に社名を「ウィルコム」に改めたこのPHSサービス最大手は、カーライルに社長就任を打診された八剱(やつるぎ)洋一郎氏の下、再成長の軌道に乗った。2000年以来減少傾向にあった利用者数はV字回復を見せ、今年5月に過去最多の400万人を突破した。 21年間在席した日本IBMで幹部候補生だった八剱氏の話は簡潔で、具体例に富み、とても分かりやすい。そのうえ、人情味も厚い。米IBMの都合で自身が部長を務める部門が日本AT&Tに売却される際、人事部などの反対の声を退け、交渉状況を部下全員にメールで逐次報告。最後は数百人の部下の不安な気持ちを思って真っ先に転籍した。 八剱氏は、なぜDDIポケットの再生を引き受けたの
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