「能舞エヴァンゲリオン」…アニメ、古典に新境地 2006年11月25日 名作アニメ「機動戦士ガンダム」が講談に、「新世紀エヴァンゲリオン」が能になった。ガンダムなどモビルスーツ同士の戦闘が合戦の修羅場読みになり、クローン兵器であるエヴァに取り込まれた母の魂が鬼女の嘆きを発し、と意外な“シンクロ”を見せる。新旧の表現の融合から、ニュータイプの日本文化が生まれるのか? 「能舞エヴァンゲリオン」から、初号機を模した面をつけ舞う山井綱雄=埼玉県越谷市で ●エヴァンゲリオン×能 「ここやかしこに走りめぐり、火花を散らして戦いしが――」 金春流の若手能楽師山井綱雄が、暴走するエヴァ初号機となって舞う。綱雄のシテ、井上貴覚と中村昌弘の地謡、山口喬司の企画・原案による「能舞エヴァンゲリオン」が17日、埼玉県越谷市のこしがや能楽堂で試演された。 「エヴァ」の製作会社ガイナックスがホームページで1月から始めた
「アニメとは違うのだよ」 旭堂南半球がガンダム講談 2006年10月11日 アニメ「機動戦士ガンダム」の世界観を伝統話芸で表す試みを、若手講談師の旭堂南半球(30)が続けている。「セリフに力があるガンダムの魅力は、絵に頼らず、言葉だけでも伝えられるはず」と言い、16日には、「ガンダム講談会」と銘打った初の独演会で2席を披露する。 アニメの戦闘機風の高座でガンダム講談を語る旭堂南半球=3月、大阪市内で 「その日のガトーのいでたちを見てあれば、右手(めて)にビームライフル左手(ゆんで)にジャイアントバズーカ腰にザクマシンガンを帯び、兜(かぶと)には指揮官用の角飾り、金覆輪(きんぷくりん)縁取りなしたる柳の葉のシールドは背に負い、小高いところに駒を乗り上げれば……」 南半球自作のガンダム外伝「アナベル・ガトーの奮戦」で、ジオン軍のエースを紹介する修羅場読みのくだりだ。講談「明智左馬助琵琶の湖水渡
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