楽譜をXMLで表現するという試みは既にある。対応アプリケーションと同伴で提供していることが多い。しかし、自分の知っているものはどれも思い描くものに当てはまらないので自分で考えることにする。 既存の楽譜XMLでは以下の点が目立つ。 楽譜で表示されることを前提として座標などの表記データを記述 音の再生のために専用のマークアップを記述 結果として非常に複雑なXMLとなっている では、どのようなXMLにしたいか。これを簡単に挙げると以下の2点。 システム開発者の視点ではなく作曲者の視点 XMLで音量やタイミングなどを細かく指定せずにプレイヤーを尊重 1.はシステムとして必要だからマークアップするのでなく、曲としての必要要件だからマークアップするという意味。例えば「crescendo」をそのまま表示するか太字にするかというのは曲としては意味をなさないので、それはXMLで記述する対象ではないということ
XML関連規格の中でも、XSLTは比較的早い時期(1999年11月16日)にW3C勧告となった規格です。その理由は、異なるデータフォーマット(すなわちスキーマ)を使う企業間でデータ交換をする場合など、XSLTを使ってXMLデータの構造変換をする必要性が高かったからです。では、XSLTとは何物なのでしょうか。また、XSLTは、どのように書いたらよいのでしょうか。この記事は、XSLTの書き方を初心者の方にも取り組みやすく解説します。 XMLを自由に変換するXSLT XMLはデータの論理的な構造を記述するための言語ですから、XMLによって記述されたXML文書(以下XMLデータ)には、それがどんな体裁でWebブラウザや紙などに表示されるべきかを指示するレイアウト情報(スタイル情報)は含まれていません。そのため、あるXMLデータを表示するためには、 XMLデータの構造を、(Webブラウザなどの)フォ
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