子供を産むと女は、現役引退してしまう。 キャリアを引退してマミートラックへ。 女を引退。 若さを引退。 自分を引退。 そして子供に手がかからなくなった頃に、再び素人に毛の生えたような趣味に勤しみ始める。 私はそんな人生が歩みたいのかな。 わからない。 わからない。
オカルトは俺も好きだけど、それは遊びの世界というか、SF小説を読む程度にフィクションとして捉えて楽しんでいるし、他の人もほぼ全員そうやっていると思ってた 占いとかもそう、おみくじもそう、神社仏閣も、怪談話も、エセ科学も、みんな同じレベルで、アハハって楽しんで終わりだと思ってた おみくじや占いは、良いことは自信をつけるため、悪いことは気を引き締めるため、そんなきっかけ以上のものと考えたことすらなかった でも、現実って違うんだね ガチで信じてる人が一定数存在してて、自分が仕事で失敗したことや家庭がうまくいかなかったことに対して、自分がどういうアプローチをしてどこで失敗したかを内省して突き止めることをせず、その時の運勢や星回りや、過去のオカルト的背景を考えることで理解しようとしている人がこの現代でもいるんだね 江戸時代までは、知識階級は違うだろうけど、庶民でそういう人が多かった、ってのはわかる
私は「1986年分水嶺説」を唱えている。今年31歳になる「86年生まれ」と、それ以下の「86年以降生まれ」には、実は大きな違いがある。 「86年以前世代」は、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件、援助交際ブームなどを経験しており、「社会は5〜7年ごとにガラリと変わる」という感覚を持つ。 他方「86年以降世代」は「社会はこのままずっと続く」という感覚を持つ。彼らが思春期を迎える97年頃から、日本社会は「平成不況」が深刻化、以降の変化が乏しくなった。だから「どうせ何も変わらないのであれば、周りに合わせるしかない」という構えになりやすい。 世代はクリアカットに区切れないので、同じ傾向が30代前半から見られる。いずれにせよ先行世代は、若者の「劣化」を認識したほうがいい。具体的に説明しよう。 なぜ性体験のない若者が増えたか 「86年以降世代」は、物心がついたときからネットのコミュニケーションに依存する
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