図書館大戦争 作者: ミハイルエリザーロフ,北川和美出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/11/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る1988年に人権を侵害する表現を規制するための「メディア良化法」が制定され、不適切と認定された創作物は良化特務機関によって取り締まりを受けるがその弾圧に図書館が声をあげる──、『図書館大戦争』はそんな話ではない。 『図書館大戦争』はある作家が書いた本を、幾つかの条件を満たして読み終えると、凄く力が沸き起こってきたり記憶力がよくなったり権威がましたりする現象を用いて・奪い合う為に行われる戦争の話である。本で殴りかかるわけではなく、ようは自己強化型マジック・アイテムを使ってロシアで行われる超能力者・抗争の話なのだ。 その本を書いた人間の名はドミトリー・アレクウサンドロヴィチという。まったく無名のままその生涯を終えた。合計五十万
遅まきながら、安田浩一さんの『ネットと愛国』を読みました。 ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて (g2book) 作者: 安田浩一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/04/18メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 12人 クリック: 372回この商品を含むブログ (72件) を見る悪名高き「在日特権を許さない市民の会」(略して在特会)の実情を、構成員への取材によって明らかにした労作ノンフィクションです。 高校時代の同級生に聞いても、その実在すらさだかでないほど影の薄かった高田誠(通名・桜井誠)が、いかにしてネット右翼のカリスマになったか。 差別用語をわざと使う演説手法や、ネット活用などは西村修平からの影響が強く、当初は西村のエピゴーネンにすぎなかった高田(通名・桜井)。その高田(通名・桜井)が、よりレイシズムと排外主義を強く前面に出すことで熱狂的な支持を得ていったその背
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