『CLANNAD AFTER STORY』がはじまりましたね。一期と同様に、いやそれ以上にというべきか、非常に見てて興味を湧かせてくれるような出来で、嬉しい気持ちで視聴できました。 今回はみんなで「野球」をやるというお話でしたが、敢えてこれを第1話に持ってきたところに、その”みんなで”という部分に対する指向を、強く感じました。 CLANNADにて「家族」や「町」、また「変化」が強調されていることは、原作を未プレイの方でもお気づきかと存じますが、今回のこの”みんなで”というのは、その部分に対する指向ですね。今現在、集る親密な人たちで集って野球をする。 ここでいう(というかCLANNADでいう)「町」というのは、私たちが考える、建物があって土地があって住人が居て……という実在的な町というより、もう少し比喩的で観念的なものであるでしょう。 この野球メンバーには、この街の住人でない者や、この町の住