2013年6月26日のブックマーク (1件)

  • 自閉症スペクトラム障害をもつ方々は、自分に似た物語を検索しやすい

    米田英嗣(こめだ ひでつぐ) 白眉センター特定准教授、小坂浩隆 福井大学特命准教授、齋藤大輔 同特命准教授、猪原敬介 同学術研究員、石飛信 同助教、佐藤真 同教授、岡沢秀彦 同教授、棟居俊夫 金沢大学特任教授らのグループの共同研究において、青年期高機能自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder; ASD)をもつ方々に、日常的な出来事が書かれてある物語文を読ませ、その理解と記憶を確認しました。文の読み時間と自閉症尺度との相関分析の結果、実験参加者のASD傾向が高いほど、定型発達(Typically Developing; TD)の人物が書かれた物語の読みに時間がかかることがわかりました。文の再認の結果、ASD群は、自分と類似したASDの人物が書かれた物語の検索に優れることが明らかになりました。 研究において、世界で初めてASDをもつ人のための物語を考案したこと

    自閉症スペクトラム障害をもつ方々は、自分に似た物語を検索しやすい