2020年9月20日のブックマーク (1件)

  • 国分寺の歴史的建築「沖本邸」を血縁ない主婦が相続…私費でカフェに改修 市は国有形文化財に申請:東京新聞 TOKYO Web

    血縁のない近所の高齢者から、歴史的価値のある邸宅と広大な敷地を譲り受けることになったらどうしますか。売却すれば莫大(ばくだい)な資産を手にできる−。こんな皮算用をしたくもなる。ところが、国分寺市の主婦、久保愛美(なるみ)さん(53)は私財を投じて邸宅をカフェに改修し、保存することにした。邸宅の名は「沖(おきもと)邸」。「地域のシンボルになってほしい」という久保さんの望みに応え、市は国の有形文化財に申請する。 JR国立駅から東へ徒歩約十分。竹垣に囲まれた竹林の奥に、洋館と和館の二棟が姿を現す。洋館は一九三二年に貿易商の土井内蔵(くら)の別荘として建てられた木造二階建て。土井のおいで国登録有形文化財の「旧松邸」(兵庫県宝塚市)などを手掛けた川崎忍が設計した。三七年に海軍少将の沖至に渡り、四〇年に洋館の隣に木造平屋建ての和館が建てられた。 沖の死後、次女京子さんと三女智子さんの二人が住み

    国分寺の歴史的建築「沖本邸」を血縁ない主婦が相続…私費でカフェに改修 市は国有形文化財に申請:東京新聞 TOKYO Web