KADOKAWAは11月14日、ライトノベルレーベル「MF文庫J」の書籍「恋と呪いとセカイを滅ぼす怪獣の話」(著者:さがら総)で、別の小説と一部本文が一致しているとして謝罪した。書籍は回収する。 新潮社が2014年に発行した書籍「いなくなれ、群青」(著者:河野裕)と一部本文が一致していた。該当するのは「恋と呪いとセカイを滅ぼす怪獣の話」の207ページの2~4行目。 陽はずいぶん落ちていた。空の低い位置が、鮮やかな赤に染まる。赤は人工的な色だと思う。青よりもずっと人の手が入っているように見える。 頭上で消えゆく夕暮れ空は、はるか古い時代に人類が造り、いつしか忘れてしまった遺跡みたいだった。 「いなくなれ、群青」の209ページの7行目~9行目には下記のような記載があるという。 陽はもうずいぶん落ちていた。空の低い位置が、鮮やかな赤に染まっていた。赤は人工的な色だと僕は思う。青よりもずっと人の手
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