ファステストラップ狙いのために行った最終盤のピットストップがなければ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは今季初優勝を飾っていたかもしれない。だが、クリスチャン・ホーナー代表は、あの戦略的判断は正しかったと考えている。 残り4周というタイミングで、2番手を快走していたバルテリ・ボッタスの左フロントがパンク。ファイナルラップに突入すると、今度はラップをリードしていたルイス・ハミルトンにも同様のトラブルが発生した。 ボッタスが失速したことで2番手に浮上したフェルスタッペンは、その足でピットストップを行いフレッシュなソフトタイヤに履き替え、同じ2番手のままコースに復帰。1分27秒097のファステストラップを刻んで1点のボーナスポイントを手にしたが、ステイアウトしていればハミルトンを交わすのは容易だった。 レースを終えたクリスチャン・ホーナー代表は戦略判断の根拠について、Sky F1の