F1ルール解説: 2段階のパワーユニット凍結、第1回テスト後に早くも第一期限…2023年以降も変更可能な部位と例外 現行の1.6リッターV6ハイブリッド・ターボエンジンがF1に導入され8年が経過した。2022年はレギュレーションによってパワーユニット(PU)開発が凍結されるが、それは2段階で行われる。また、2023年以降も変更が許されるパーツ並びに例外も存在する。 2026年には100%持続可能な燃料を使用するMGU-Hを廃止した次世代ハイブリッドPUが採用される。現行PUは既に成熟期を迎えており、開発の費用対効果は低下しつつある。 凍結のメリットはカスタマーチームの金銭的負担の低減だけではない。メーカーは新たな時代のエンジン開発にリソースを回す事ができる。 開発が凍結される9種と期限 2022年にホモロゲーションが必要なのはICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-K、MGU-