fMRI法(機能的核磁気共鳴画像法)で観察した脳の画像を見る女性。英ロンドン(London)で開かれた脳と精神をテーマにした展示会の会場で(2012年3月27日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/MIGUEL MEDINA 【4月14日 AFP】米国の科学者チームは、死後の脳を透明にする手法の開発に成功した。これで、脳内の複雑な神経配線を、脳をスライスせずに調査・研究できるようになるという。 化学工学の粋を集めたこの手法はマウスから取り出した脳で実証試験が行われてきたが、さらなる試験により、ゼブラフィッシュや人間の脳の一部にも有効に機能することが明らかになった。 10日に英科学誌ネイチャー(Nature)で発表された論文によると、クラリティー(CLARITY)と呼ばれるこの手法は、体から取り出した脳やその他の臓器の「3次元」的な研究に大きな変化をもたらすものだという。 研究チーム
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