このところ米国のメディアで頻繁に使われるようになったのが「ギグ・エコノミー(gig economy)」という言葉。バンドの単発のライブを「ギグ」と呼ぶが、ネットを通じて入ってくる単発の仕事を請け負うことを総称して「ギグ・エコノミー」という用語が使われている。 現在、米国で普及しているサービスとしては、便利屋サービスのTaskRabbitやHandyなどが挙げられるが、ここでは最近ユーザー数を伸ばしているBreezeworksについてエレン・ヒュエット記者がリポートしている。 ジャスティン・ベリー氏(33)はテキサス州近郊に住む空調関連の技術者だ。彼は新規の顧客獲得を期待し、仕事の管理を支援してくれるソフトウェアにアクセスした。候補として考えたのはTaskRabbitやAmazon Home Services、Handyといったギグ・エコノミー系のサービス。しかし、一番頭を悩ませたのがコスト