現在、14の学習塾に導入。間違いから理解度を類推して個別に学習を進められる人工知能型教材 展開している事業の内容・特徴 「教育七五三」という言葉がある。小学校で3割、中学校で5割、高校で7割の生徒が学習についていけずに脱落する割合を表したものだ。特に算数・数学は小学校から積み重ねて体系的に理解しなければならず、早い段階でわからなくなると、その後はずっと苦手のままとなってしまう。 しかし、現在の教育現場では一人ひとりの理解度に合わせて授業を進めるようにはなっておらず、例えば45分の授業時間のうち、実際に全員にとって有効なのは5分だけという説もある。一方、個別指導型の学習塾が人気だが、個別指導にあたる先生すべてが優秀とも限らない。 今回紹介するのは、上記の課題を解決した人工知能型の学習教材「Qubena(キュビナ)」。開発・運営するのは2012年12月に設立されたベンチャー、株式会社COMPA