簡単にまとめると、安定性の 6.3-RELEASE。SMP での性能性と新規機能の 7.0-RELEASE になる。 6.3 は既に、6 系で既に出された 3 リリースの後を継ぐ。修正や更新などもあるが、既に出されている物を元にしているので、障害が起きる可能性は 7.0 に比べて低い。既に、6.x で運用していたり、性能面で問題が無く安全な運用を望みたいのなら、お薦めだ。 それに対し、7.0 は処理能力が格段と上がった。特に、SCHED_ULE を用いた SMP の処理能力の向上が特に著しい。また、ZFS や tmpfs などの新規ファイルシステムも見落とせない、新しい機能だ。時間の都合上、SHED_4BSD のまま変更されていないので、性能を引き出したいのならカーネルを自分で作り直す必要がある。開発者の間では 7.0 系の安定性は、過去の新規リリースと比べると高いが、所詮新規リリース。実