中国の交通運輸部部長(日本の国土交通大臣に相当)であるYang Chuantang氏が、UberやDidi Kuaidiといった乗車共有サービスに対し反競争的だと苦言を呈したという(THE STACK、South China Morning Post、Slashdot)。 特定の企業が短期間で多くのシェアを占めるのは不公正であり、またタクシー業界に取ってよろしくないというもの。Didi Kuaidiは中国のアリババおよびテンセントが資本となっている乗車共有サービス企業。 中国でUberとDidi Kuaidiは熾烈な価格競争を繰り広げており、Uberも年間10億ドル以上の損失を出している。また、乗車共有サービスによりいわゆる白タクが急増した結果、タクシー運転手からも抗議を受けるレベルになっているそうだ。 中国政府はタクシーや自家用車のレンタルサービスの両方をカバーする法案を検討中であるほか