映画『ジョーカー』10月4日公開 映画『ジョーカー』の孤独。生きづらい時代の主役とは 映画『ジョーカー』の評判がいい。 ジョーカーはバットマンの永遠の悪役にも関わらず、いわば日陰者の存在にも関わらず、漫画キャラ誕生から1世紀を経て主役の地位を獲得したようだ。 アメコミ原作映画の実写版として初のアカデミー賞候補となりそうな勢いなのである。(*アメコミ:アメリカン・コミックスの略) ハリウッド映画界で、アメコミ作品がアカデミー賞を受賞するという衝撃は、例えて言えば、漫画「ナルト疾風伝」が『直木賞』を受賞する衝撃に似ていると思う。もし、受賞したらという話ではあるが、その前哨戦であるベネチア金獅子賞を得ているのだ。 アメコミの悪役がスポットライトの中央で輝く、これが2019年という時代の象徴かもしれない。 否応なく社会からはじきだされていく、目に見えない障害を持つアーサー(ジョーカー)という男の、
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