香りについて私は自分の感覚が今ひとつ信じられない。いい香りと評判の香りでも、その良いとされている部分が嗅ぎ取れない事が多い。香ってみて、いわゆる「化粧品売り場の香り」のような人工的なキツさに真っ先に襲われて、香りを味わうも何も、あぁ、コレ無理…となってしまう香水が多々ある。「芳香」であると脳に知覚させる物質が、私にとっては別のモノに脳内変換されてしまい、鼻から脳に対して「キケン!キケン!」と腕を振り回すフライデーのような剣幕で信号がおくられるのだろうか。 たとえば、@cosmeで☆5.1と人気の高い「ランスタン・ド・ゲラン」には、バニラやアンバーの優しい甘さやマグノリアの香りにウットリしている方がたくさん賞賛の言葉を寄せていらっしゃる。だが私には吹いて見る前にキャップをあけて香りを利いただけで「キツ!なんや頭に矢が刺さるような!」と思ってしまう。 また、@cosmeで☆5.9という高得点の