・昨年11月に恒例の世界経営者会議を視聴した。経営者の新しい視点と実践を学ぶことが、投資機会の発掘に役立つ。注目すべき点をいくつか取り上げてみたい。 ・コロナ禍を経て、企業はその存在意義(パーパス)を問われている。社会的課題の解決に向けて、自らの能力をいかに高め、実行していくか。iRobot(アイボット)のコリン・アングルCEOは、ロボットの未来について語った。 ・お掃除ロボットのルンバは、家庭に入って活躍している。福島原発の炉心へiRobotを入れた。高放射能の中でロボットが動くか。センサー感度を試し、トレーニングをして、放射能の低いところを辿って入った。 ・ロボットは人々の生活や産業をサポートする。宇宙や未知の領域への探索にも出かける。介護のサポートもする。実際、ドアの開け閉め、階段の上り下りができるので、スマートホームに役立つ。 ・これまでロボットは、自動機械というイメージであった。