印刷 煙を上げながらサンマが次々と焼き上がった=4日午後1時10分、東京都品川区上大崎3丁目、小川智撮影 古典落語にちなんだ16回目の「目黒のさんま祭り」が4日、東京都品川区の目黒駅前商店街であった。用意された三陸沖のサンマは7千匹。長蛇の列ができ、午前3時半から並んだ人も。大ぶりの焼きサンマに徳島県神山町特産のスダチを添えて提供された。 毎年サンマを無償提供してきた岩手県宮古市が東日本大震災で被災し、一時は開催が危ぶまれたが、お盆直前に製氷工場が仮復旧して準備を整えた。会場に訪れた山本正徳・宮古市長は「皆さんとの絆を断たぬよう、サンマを届けることを目標に頑張ってきました」。 今年は県立宮古水産高校の生徒と教員13人が参加。実習でつくったサンマなどの缶詰3200個を販売したところ、午前中で完売した。津波で家が流され、仮設住宅で暮らす寺崎千里(はるか)さん(16)は「たくさんの人が来て
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く