242011年09月07日 「定点撮影写真特集」 復興の本番はこれから 大震災から半年の被災地 各地に深い爪痕を残した東日本大震災の発生から9月11日で半年。がれきがすっかり片付き雑草が青々と生い茂る景色が増えた一方、いまだに津波で流された船や車両が放置されたままの場所も。この半年の変化を、空と地上から見た。 津波が襲った後、火の海となった岩手県山田町。焼け残ったJR陸中山田駅の建物は跡形もなくなり、がれきがほぼ撤去されていた。大船渡市では国道や線路沿いを埋め尽くした家屋の残骸が姿を消して緑に変わり、再開に活気づく魚市場にカモメが群がっていた。 壊滅的な被害を受けた宮城県気仙沼市。陸で折り重なっていた漁船は撤去されたが、大型の「第18共徳丸」は震災直後のまま。地盤沈下により冠水した町を見ると復旧の遅れを感じさせる。津波にのまれた仙台空港は7月25日から国内定期便が運航を再開し、周辺ではレン