今週のお題「わたし○○部でした」 中学に入った時、『ガラスの仮面』に傾倒していた私は、友達数人と演劇部を立ち上げた。 人気のない公園で、皆で発声練習や基礎トレーニングをしたのが懐かしい。 文化祭では初芝居を披露したが、残念ながら、あまり好評ではなかった。 それでも芝居熱は冷めず、高校に入っても演劇部に入部した。 当時の私は不登校気味で、なかなか登校もままならない状態だったが、放課後の部活にだけは参加していたので、部員は誰も私が不登校をしていると知らなかった。 高校2年生の時に、県大会に出場する事ができ、その時は、家族が見にきてくれた。 私の家族は、普段家で引きこもっている私しか知らなかったので、舞台上で飛び跳ねている私を見て 「あいつにこんな一面があったなんて。楽しそうにやってるじゃないか。あれだけ元気なら大丈夫」 と妙に安心したと言っていた。 出席日数ギリギリで高校を卒業後、某大学の通信