私のプロジェクトでは Architecture Decision Record (以降 ADR と記載) を導入しています。プロジェクトで ADR を使い始めてから 1 年以上が経過したので、実際に使ってみての感想と今現在の捉え方についてここに残します。 ADR とはなにかという説明や具体的な運用方法については検索したら十分に発見できると思うので、ここでは割愛し、私たちのチームでの経験にフォーカスします。 私たちのチームの状況 私たちのチームは、新しいプロジェクトの開始にあわせて 1 年ほど前に結成したチームです。 現在は 4 人くらいのチームですが、開発スピードを上げるためにフロントエンドとサーバーサイドでほぼチームが独立して動いているような時期もありました。 そのときは最大で 10 人以上が同じプロジェクトに関わっているような状態でした。 私たちのチームでの使い方 ADR の導入はチー